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つみきハウス 見え隠れ

2024.1.13
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つみきハウスの現場です。

外壁のガルバリウム鋼板が準備されていました。


通りから見て裏側の東面から施工が進んでいます。

通り側の外壁は、ガルバリウム鋼板小波板のギングロ色と
杉板にグレー塗装を施した仕上げの組み合わせになります。
2階テラスデッキの木ルーバーと合わせて、
立体が「つみき状」に積み上がっているイメージを考えています!


内部は断熱材の施工が進んでいます。

先日非常勤講師を務めている明星大学で講義をする機会がありました。
普段は設計課題のエスキス(アドバイスを中心とした対話)を行っていますが、
今回は講義ということで、普段住宅設計を行うにあたって、大事にしている点などについて話をしました。

キーワードをいくつか挙げた中で「見え隠れ」という言葉がありました。
家族が一つ屋根の下で暮らしていく中で、お互いがちょうどいい距離感で過ごせるように、
プランに凹凸を設けて「気配は感じるけれど視線は通らない」工夫をすることがあります。


つみきハウスでも2階の家族が集まる空間では、「見え隠れ」するプランとしています。
これはキッチンから畳スペースを見た写真です。


こちらはダイニングからキッチン奥のワークスペースを見ている感じです。
畳スペース、ワークスペースともに奥側に光が当たるように窓を配置することで、
陰影もきれいに見えて、空間の奥行きも感じられます。


これからボードが張られて、仕上げが施されると、窓から入った自然光が
壁に受け止められて、きれいなグラデーションが見られるようになります。

暮らしの中でのそんなシーンも、大切にしたいと思っています。

本年もよろしくお願い致します。

2024.1.4
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本年もどうぞよろしくお願い致します。
しまだ設計室は本日1月4日より仕事はじめです。


仕事では、一軒一軒のお家の計画を楽しみながら、かつ丁寧に
向かい合っていきたいと思います。

プライベートでは、4年目になる山歩きを続けつつ
家でできる楽しみとして、少し凝った料理やパン作りなどにも
挑戦したいと思っています!

どうぞよろしくお願いします。

登り納め ニノ塔三ノ塔

2023.12.31
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今年最後の山歩き。
丹沢山地のニノ塔三ノ塔に登りました。

菩提峠に車を停めて、最初は針葉樹林を登って行きます。


しばらく進むと尾根筋に出ます。

途中相模平野、相模湾を一望!
伸びやかな景色が気持ちいいです。

山は春や夏もいいですが、
葉が落ちて、ススキが綺麗なこの時期もいいですね。

ニノ塔を通過したあと、少し下って
また木道を登って行くと三ノ塔に到着します。

三ノ塔からは、山々の向こうに
富士山の絶景が眺められます!

山歩きを始めて今年で3年。
2023年は石割山、塔ノ岳、金時山、上高地から涸沢カール、木曽駒ケ岳
北横岳、入笠山、金峰山、そして今回のニノ塔三ノ塔と訪れることが
できました。

山を知っている方であればわかるかと思いますが、どの山も初心者でも
比較的登りやすく、かつ眺めの良い山ばかりです。
ロープウェイがあれば迷わず使います(笑)!

来年は山小屋泊に挑戦したいと思っています。

仕事については、今年もいろいろとお声掛けいただいて
チャレンジがたくさんできました。

2024年も楽しいご相談をいただいているので
わくわくしながら取り組んで行きたいと思います!

良い年をお迎えください。

 

 

kotiハウス

2023.12.22
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1階に診療所、2階に住まいをつくる計画の紹介です。

建主さんのお話を伺う中で
「家族みんなが居心地よく、安心でき、帰ってきたくなる家」
「それぞれの居場所がありつつ、お互いの存在を感じられる家」
「患者さんも入りやすい雰囲気の診療所」
といった言葉が印象的でした。

2階は、階段を上がってくると ダイニングキッチンが中心にあり
「家に帰ってきた!」と実感できる配置としました。
1階の診療所に訪れた人は、樹木越しに見える、 庇の深い入り口に迎えられるイメージを考えました。


家に帰ってきた時、また診療所を訪れた時に、 まず「家庭」の暖かさ、
心地よさを感じられるように 「kotiハウス」と名前をつけました。
「koti」はフィンランドの言葉で「家」や「家庭」を意味します。

街に溶け込み、入りやすい雰囲気の診療所と ・・・

家族みんなが帰ってきたくなる居心地のいい家になればと考えました。

kubomiハウス 見学会 お引き渡し

2023.12.21
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設計、監理を進めてきたkubomiハウス。
見学会を開催させていただき、お引き渡しを行いました

施工は丸清さんにお願いしました。
見学会とお引き渡しの日は、天気に恵まれました!

木々の合間を抜けて、玄関にアプローチします。
外構はワイルドグリーン高瀬さんにお願いしました。

飾りスペースのある下足棚です。
建主さんのご要望で、一部の扉を通気が確保できるガラリ戸としています。

寝室には緑の見える方向に窓を設けています。
エアコンの前にあるバーが室内干し用のハンガーバーになります。
ガラリ戸の外は物干しデッキになっています。
1階に洗濯機を置いていて、寝室の横にクローゼットを配置しているので、
脱衣→洗濯→物干し→衣類収納が効率よく行えます!

こちらはお子さんのお部屋です。
窓を壁に寄せると、壁に自然光があたる感じがいいですね。

洗面脱衣室です。
バスタオルなどが収納できるワイヤーメッシュの引き出しが便利です。

2階に上がると、勾配天井の伸びやかに空間が広がります。

窓辺や畳小上がりなど、腰を掛けられるスペースをつくりました。

見学会の時も多くの方が、ふと腰かけている様子が印象的で、
設計者としては「よし!」という感じでした。
この写真は私の妻とカエデハウスのご夫婦で、
「ふと」ではなく、お願いして座ってもらいました(笑)!

ダイニング、キッチンの奥に3畳の畳小上がりのスペースがあります。

掘り炬燵式?!になっていて、パソコンスペースや、
勉強スペースとして利用できます。

お引き渡しのあと、記念撮影を行いました。

翌日メールで
「おそらく人生で一回だけであろう家づくりを、島田さんに依頼できて本当に良かったです!」
という設計者にとって、宝物のようなお言葉をいただきました。

建主のSさんご夫婦は、お家への要望が明確で、
とても熱心に家づくりに取り組まれていました。
また丸清の神戸監督、藤林棟梁をはじめ職人の方々は
難しい施工を、前向きに取り組んでいただけて本当に感謝しています。

家づくりに関わる人たちが、同じ方向を向いて進めて
本当に素敵なお家になったと感じています。

暮らし始めてから、また訪問させていただくことを
楽しみにしています!


                

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