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コニワハウス 足場が外されました。

2024.9.20
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コニワハウスの現場です。

足場が外されました!
コニワハウスは一部2階建てですが、道路側は平屋となっていて
落ち着いた佇まいになりそうです。


内部は家具への塗装工事が進められています。
今回はラワン材に木材保護塗料で着色を施しています。


鉄骨階段です。下部3段は木製で、ロボット掃除機の充電スペースになります。

階段から吹き抜けを眺めたところです。
壁はこれから薩摩中霧島壁が施工されます。


ほぼ正方形ソファも設置されました。
ここからはコニワの眺めが楽しめます。


ご主人の書斎です。
道路側に木製の小窓がポイントです。


入口も少し凝っています。


2階の奥さんの書斎です。
建具を開けると、2方向に吹き抜け越しに家の中が眺められます。


まだ少し先の工程の最後になりますが、コニワに植栽が施されるのが楽しみです!

新しい計画 jardinハウス

2024.9.17
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新しい計画の紹介です。

お庭好きの建て主さんが、庭の手入れをしながら
ゆっくりと時間を過ごすための、小さなお家の計画です。

小さなお家ということで、詩人立原道造さんの「ヒアシンスハウス」のことなども
話題にしながら、対話を進めました。

当初平屋案も検討しましたが、
「空間に変化があると嬉しいです。」
「遠くの夜景を、少しでもいいから眺めたいです。」
という建て主さんのお話から、
吹き抜けのある2階建ての計画となりました。

ポーチ部分を含めても10坪程度の
かわいらしい佇まいのお家です!

インターンシップ

2024.9.9
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非常勤講師を務めている明星大学から、インターンシップの学生が二人来ました。
インターンシップの学生を受け入れるのは、今年で3年目です。

二人を連れて、しまだ設計室で設計したお家2軒にお邪魔しました。

一軒目はconcaveハウス。


お家の中をめぐりながら、住まい手のSさんご夫婦から
いろいろとお話を伺いました。

奥様は刺繍の作品を作られていて、最近の作品も見せていただきました。

もう一軒はうつろいハウス。


現在設計を進めている、ちぐらハウスのご夫婦も一緒に。
住まい手のNさんご夫婦は、家づくりの過程の話や、暮らしの様子を
たくさんお話しいただきました。
住まい手さんのリアルなお話は、とても参考になったことと思います!

前回の訪問時と比べて、ネコちゃんたちが大きくなっていて、驚きました!

現在施工中の現場にも行きました。


リノベーションを進めているやどりハウスは家具工事が進んでいる段階でした。


コニワハウスの現場には、昨年インターンで来ていた内田君も
「是非見学を!」と参加してくれました。
昨年のインターンでは、コニワハウスの敷地に住宅をつくる設計課題に取り組んでもらったこともあり、興味があったようです。
現場監督や大工さんにも話を伺いました。

設計事務所の仕事だけでなく、作り手側のことも知ってもらいたいので、相羽建設さんに協力いただき、
いろいろと見学させてもらいました。

相羽建設広報の伊藤さんに案内いただき、
モデルハウスつむじ、加工場、伊藤さんのご自宅、本社、あいばこと
駆け足でめぐりました。

伊藤さんのご自宅は、小泉誠さんの設計。
二人とも興味津々で伊藤さんの話を聴いていました。

 

インターン期間は10日間で、半分くらいはこういった見学、訪問の時間です。
あとは設計課題に取り組んでもらいました。
学生がつくった案の進捗にあわせて、対話を重ねていきます。

課題は今年もコニワハウスの敷地です。

敷地の特性、建て主さんの要望、法規、構造など様々な条件考慮して
計画案と格闘する?!二人。

それぞれ「ブルーハウス」と「ボンドハウス」という名前の家を計画しました。

清水君の「ブルーハウス」は窓から青空を眺め、1日を通して元気に活動してほしい
という思いから名前をつけたそうです。

大谷君の「ボンドハウス」は家族がお互いの気配を感じ、繋がることができる
平面、断面計画をテーマとしたそうです。
(ボンドは「きずな」という意味があるそうです。)

模型やプレゼンシートに、もう少し手を加えて完成させるとのこと。
10日間お疲れ様でした。
これから就職活動が本格的にはじまり、将来について考える時間も長くなると思います。
インターンでの経験が少しでも役に立てば嬉しいです。

お家を見学させていただいた住まい手さん家族、
相羽建設の方々、現場の職人さんには貴重な機会をいただき本当に感謝しています。
ありがとうございました。

唐松岳

2024.8.27
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先日北アルプスの唐松岳に登りました。

黒菱駐車場に車を停めて、リフトを乗り継ぎ登山口まで行きました。

当日はあいにくの曇り空スタート。
時には前が見えないほどのガスが発生していましたが、
道はかなりしっかり整備されていて、歩きやすかったです。

八方池に到着。
天気が良ければ、池の水面に映る山岳景観が素晴らしいポイントでしたが、
この日は残念ながらこんな感じでした・・・。

曇り空の中を約4時間登って、頂上についたころには
少し空に晴れ間も見えるようになっていました。

山の天気は変わりやすい、とよく言いますが、刻一刻と変化する雲の様子
光の様子を眺めているだけでも飽きません。


宿泊する「唐松岳頂上山荘」のベンチで、ビールやコーヒをいただきながら
長い時間山の景色を眺めていました。
普段の暮らしの中では、ここまで長い時間ぼーっと景色を眺めることはないので、
贅沢な時間だと感じました。

唐松岳頂上山荘。このような環境に佇んでいます!
どうやって工事を進めたのか興味が湧きます。

山荘の食堂です。

山の上での食事は本当に美味しかったです!

部屋は個室もいくつかあるのですが、今回は大きな押し入れのような
2段になった相部屋に泊まりました。

翌朝は4時過ぎに起きて準備して、小屋から歩いて15分程度の
唐松岳頂上から日の出を見に行きました。
夜7時ごろには寝たので、全く問題なく起きられます(笑)!

日の出を待つ登山者たち。

本当に素晴らしい景色でした。
山頂からの夕日や朝日は、宿泊しないと見ることができないので、
山小屋に泊まって本当に良かったです。
山小屋泊り、クセになりそうです!

下山は昨日とうって変わって、晴天でした。

本当に素晴らしい迫力の景観です。

途中でベテラン登山者の方とお話ししましたが、
「やっぱり唐松岳は何度きてもいい大好きな山です。」とのことでした。

KAIT工房 KAIT広場

2024.8.17
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以前から見学して見たかった「KAIT工房 KAIT広場」に行きました。
この二つの施設は、神奈川工科大学のキャンパス内にあります。
設計は両施設とも石上純也さんという建築家です。


こちらがKAIT工房です。
外観は4面完全なガラス張り。
ガラスの箱が無造作に置かれたような形状です。

中に入ると、無数の鉄骨柱がランダムに並んでいます。
学生たちが実験、研究する場ですが、壁などの仕切りがなく
緩やかにエリアが使い分けられている感じが新鮮です。

天井からは自然光が入り、日中は照明なしでも程よく明るいです。
いわゆる「裏」になるような部屋や、天井裏などのスペースもないため
エアコンも床にドンと置いてある感じが、コンセプトが明快で良かったです!

こちらが「KAIT広場」です。
窪んだ地面は透水性舗装になっていて、その上に鉄板屋根が架かっています。

屋根の開口部に切り取られた空が、印象的です!

屋根を上から見るとこんな感じです。
構造がどうなっているのか、施工も困難そうでよく実現できたものだと思います。

普段私が設計している住宅とは、かなり違った方向性の建築ですが、
純粋に建築を見に行くのが好きなのと、
実際に様々な建築を体で感じることは、楽しいです。

事前予約制ですが、誰でも見学できる施設です。

 

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