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ブログ 2023年一覧

登り納め ニノ塔三ノ塔

2023.12.31
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今年最後の山歩き。
丹沢山地のニノ塔三ノ塔に登りました。

菩提峠に車を停めて、最初は針葉樹林を登って行きます。


しばらく進むと尾根筋に出ます。

途中相模平野、相模湾を一望!
伸びやかな景色が気持ちいいです。

山は春や夏もいいですが、
葉が落ちて、ススキが綺麗なこの時期もいいですね。

ニノ塔を通過したあと、少し下って
また木道を登って行くと三ノ塔に到着します。

三ノ塔からは、山々の向こうに
富士山の絶景が眺められます!

山歩きを始めて今年で3年。
2023年は石割山、塔ノ岳、金時山、上高地から涸沢カール、木曽駒ケ岳
北横岳、入笠山、金峰山、そして今回のニノ塔三ノ塔と訪れることが
できました。

山を知っている方であればわかるかと思いますが、どの山も初心者でも
比較的登りやすく、かつ眺めの良い山ばかりです。
ロープウェイがあれば迷わず使います(笑)!

来年は山小屋泊に挑戦したいと思っています。

仕事については、今年もいろいろとお声掛けいただいて
チャレンジがたくさんできました。

2024年も楽しいご相談をいただいているので
わくわくしながら取り組んで行きたいと思います!

良い年をお迎えください。

 

 

kotiハウス

2023.12.22
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1階に診療所、2階に住まいをつくる計画の紹介です。

建主さんのお話を伺う中で
「家族みんなが居心地よく、安心でき、帰ってきたくなる家」
「それぞれの居場所がありつつ、お互いの存在を感じられる家」
「患者さんも入りやすい雰囲気の診療所」
といった言葉が印象的でした。

2階は、階段を上がってくると ダイニングキッチンが中心にあり
「家に帰ってきた!」と実感できる配置としました。
1階の診療所に訪れた人は、樹木越しに見える、 庇の深い入り口に迎えられるイメージを考えました。


家に帰ってきた時、また診療所を訪れた時に、 まず「家庭」の暖かさ、
心地よさを感じられるように 「kotiハウス」と名前をつけました。
「koti」はフィンランドの言葉で「家」や「家庭」を意味します。

街に溶け込み、入りやすい雰囲気の診療所と ・・・

家族みんなが帰ってきたくなる居心地のいい家になればと考えました。

kubomiハウス 見学会 お引き渡し

2023.12.21
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設計、監理を進めてきたkubomiハウス。
見学会を開催させていただき、お引き渡しを行いました

施工は丸清さんにお願いしました。
見学会とお引き渡しの日は、天気に恵まれました!

木々の合間を抜けて、玄関にアプローチします。
外構はワイルドグリーン高瀬さんにお願いしました。

飾りスペースのある下足棚です。
建主さんのご要望で、一部の扉を通気が確保できるガラリ戸としています。

寝室には緑の見える方向に窓を設けています。
エアコンの前にあるバーが室内干し用のハンガーバーになります。
ガラリ戸の外は物干しデッキになっています。
1階に洗濯機を置いていて、寝室の横にクローゼットを配置しているので、
脱衣→洗濯→物干し→衣類収納が効率よく行えます!

こちらはお子さんのお部屋です。
窓を壁に寄せると、壁に自然光があたる感じがいいですね。

洗面脱衣室です。
バスタオルなどが収納できるワイヤーメッシュの引き出しが便利です。

2階に上がると、勾配天井の伸びやかに空間が広がります。

窓辺や畳小上がりなど、腰を掛けられるスペースをつくりました。

見学会の時も多くの方が、ふと腰かけている様子が印象的で、
設計者としては「よし!」という感じでした。
この写真は私の妻とカエデハウスのご夫婦で、
「ふと」ではなく、お願いして座ってもらいました(笑)!

ダイニング、キッチンの奥に3畳の畳小上がりのスペースがあります。

掘り炬燵式?!になっていて、パソコンスペースや、
勉強スペースとして利用できます。

お引き渡しのあと、記念撮影を行いました。

翌日メールで
「おそらく人生で一回だけであろう家づくりを、島田さんに依頼できて本当に良かったです!」
という設計者にとって、宝物のようなお言葉をいただきました。

建主のSさんご夫婦は、お家への要望が明確で、
とても熱心に家づくりに取り組まれていました。
また丸清の神戸監督、藤林棟梁をはじめ職人の方々は
難しい施工を、前向きに取り組んでいただけて本当に感謝しています。

家づくりに関わる人たちが、同じ方向を向いて進めて
本当に素敵なお家になったと感じています。

暮らし始めてから、また訪問させていただくことを
楽しみにしています!


                

Laniハウス 見学会 お引き渡し

2023.12.17
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相羽建設さんと進めていた築43年のお家のリフォーム
Laniハウスが完成し、見学会、お引き渡しを行いました。

高台に建つLaniハウス。
公園の緑と大空が眺められることが、最大の魅力です。
この景観を眺めながら、感じながら暮らすということが、
テーマの一つでした。

建物のどこに手を入れて、どこを活かしていくかを決めることが
リフォームでは重要だとLaniハウスを通して感じました。
それらひとつひとつを、建主さんご夫婦とたくさんお話をさせていただき、
決めていきました。

外観については現状のものを活かし、塗装での対応を行いましたが、
建主さんとサンプルを現地で確認しながら、落ち着いた雰囲気の色合いで
まとめることができました。

玄関まわりは床の煉瓦はとてもいい感じだったので、
現状のものを活かしました。
扉を木製に変え、壁も木板張りとすることで、
出かけるとき、帰ってきた時にふと「素敵だな」と感じてもらえるよう
手を入れました。

内部については、
「キッチンが北側にあって、寒くて暗いです。」
とのことで、明るく暖かい空間が求められました。
1階のメイン南側の窓3か所は、既存のサッシを撤去して
断熱性が高いサッシに入れ替えました。

以前のサッシは桟が多く入っていたり、分割が多かったため、
外の景色がすっきりと楽しめるよう、大きな窓、FIX窓などに
取り換えています。

南側にあった和室をキッチンに作り替えたので、
明るくて暖かいキッチンになったと思います!

こちらはキッチン裏手のパントリー、室内干しスペースです。
和室が広かったために、こんなにゆったりとしたスペースが確保できました。
新築ではパントリーや室内干しスペースにここまでの広さは
なかなか確保できないことが多いので、
リフォームならではの空間になったかと思います。

 

北側のキッチンがあった場所は、ソファを置いてリビングスペースとして
使います。
タイル張りのところにペレットストーブが設置される予定です。
以前は壁や建具で仕切られていましたが、
それらを撤去して、南側のダイニング空間と一体とすることで、
心地よいリビングとなるよう計画しました。

こちらは洗面脱衣室です。
スペースを広く確保するために、洗面台を90度回転させた位置に
配置した結果、正面が窓になりました。
鏡を設置したいところですが、それでは窓がなくなってしまいます。
そこで・・・

収納の扉をあけると、扉の裏側の鏡が使える工夫をしました。
これもリフォームならではですね。
こんなことを建て主さんご夫婦とあれやこれや
話しながら進めた設計期間は、とても楽しかったです。


玄関内部です。
下足棚やクロークは新しくつくりましたが、
床のタイル、階段などはそのままを活かしています。

2階のご主人のお部屋です。
蔵書がたくさんあるため、1階、2階とたくさん本棚をつくりました。


2階からの眺めは本当に素晴らしいです!

今回のLaniハウスのリフォーム工事では、
本当にいろいろと感じるところがありました。

リフォームの場合、新築とことなり
工事がはじまって解体してみて初めてわかることがたくさんあります。
そこを現場監督、大工さんと相談して進めていきます。
現場では猛暑の中、たくさんの職人さんたちが、よりよいものに
しようと頭と体を使って進めていました。
今回のような大規模なリフォームでは、現場でのチームの力が
大切だと感じました。

また現場で課題が発生した時に、
遠方に住まれている建て主さんご夫婦にも、
何度もメールで相談させていただきました。

建主さんには現場の状況を気遣っていただき
いつも迅速にお返事がいただけて、とても助かりました。

建主さん含め良いチーム関係が築けたことに、
本当に感謝しています。

お引き渡しが終わり、窓の外を眺めると
こんなに素晴らしい景色が広がっていました!

sanpoハウス 1年点検

2023.12.11
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sanpoハウスの1年点検に伺いました。
ちょうど紅葉が綺麗で、青空に映えていました!

 板張りの部分も1年経って、少し色味が落ち着いた印象です。


施工してもらった、相羽建設の渡辺監督と内部、外部不具合がないか
確認していきます。

1年点検では、建て主さんが四季を通して暮らしてみて
感じたことについてお話をを伺えることが楽しみの一つです。

庭の芝生をきれいに育てたり、家具もそろえられて
快適に暮らされているご様子で嬉しかったです。
2年近く前に、建て主さんと関ヶ原のメーカー本社まで見に行った
花崗岩のカウンターもとても使いやすいですとのこと!

2人のお子さんたちのお気に入りの場所は、
ロフトの奥のスペースだそうで、
「籠った空間の魅力」でしょうか。

こうして暮らしがはじまってから、
建て主さん家族とお話しする時間が
住宅の設計の糧になると感じています!

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