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gu pa ハウスの見学会

2022.11.4
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gu pa ハウスの見学会を開催しました。

今回は1日間でしたが、17組のお客さんに来ていただけました。

家具を設置して開催前に写真を撮影したので紹介します。

玄関を入ると小さな手洗いがあります。
そこから廊下を進んでいき1階が家族で過ごす場所になっています。

ダイニングの上部は吹き抜けになっていますが、
木格子をいれて、2階はクローゼットを配置しています。
2階の窓から1階に光を取り入れながら、2階も部屋として使えるようにしています。
ポリカーボネイト板も用意しているので、敷くと熱の流れも止められます。

リビングには作り付けの「ほぼ正方形ソファ」。
ペレットストーブの炎やテレビ、庭の緑を楽しむ特等席です。
お子さんの遊び場、昼寝の場所にもなります。

庭の工事はこれからです。

そしてここがご主人の本の部屋です。

部屋の壁4面本棚に囲まれた部屋です。
本棚はラワンランバーに木材保護塗料塗り、
床は栗をヘリンボーンのパターンで張っています。

本の部屋のちょうど上にある和室です。
寄棟の梁が効いています。
本の部屋は収納量を増やすために天井高を高くしていますが、
その分寝室は天井高の低い囲まれ感が心地いい部屋になています。

子ども室は三角の天井。
天井の穴は小屋裏エアコンからの送風口です。

洗面室は脱衣室とは分けて、家事室と一緒に広く明るく確保。

更に先ほど紹介した吹き抜け上部のクローゼットと
一体的なスペースにしています。
洗濯→物干し→たたみ作業→収納がギュッと凝縮したスペースで完結します。

そしてトイレが少し面白いです。

建て主さんの希望で、一階トイレの壁天井は、漆喰に色粉を混ぜて若草色に。

2階のトイレは青の色粉を混ぜています。
ちょっと不思議な空気感が楽しめます。

gu pa ハウスは建て主さんのやり取りを経て
暮らしが楽しくなるお家になったと
朝から夕方まで過ごしてみて感じました!

京都 建築見学 Part2

2022.11.1
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京都 建築見学 Part2 です。

まずは法然院から。

京都に住んでいたころ、たくさんのお寺を巡りましたが、
その中でも、この法然院の参道が大好きでした。
緩やかに屈曲した参道の先に、山門が見えてきます。

樹木の陰で薄暗い山門の向こうに、
明るい緑が映え、期待感が高まります。

参道は2か所ありますが、山門から遠い南参道からのアクセスがおすすめです!

KIT HOUSE
設計:岸和郎

私が2年間通った京都工芸繊維大学にも立ち寄りました。
当時はなかったKIT HOUSE。
建物のまわりのデッキスペースで学生たちが楽しそうに
お昼を食べていました!

鴨川の眺め。
京都はどこにいても、少し視界が開けるところであれば
山が見えるところがいいですね。

相国寺は秋の特別拝観期間でした。
法堂、方丈、開山堂を見学。

京都御苑中立売休憩所
設計:柳澤孝彦+TAK建築研究所

ここは自転車でちらっと立ち寄っただけでした。
屋根のラインが綺麗です。

そして打ち合わせの後、
最後に立ち寄ったのがここです。
京都鳩居堂 本店
設計:内藤廣

スチールの張弦梁と木を組み合わせた
繊細な天井がとにかく美しいです。

この本店の近くに同じ鳩居堂の「聞香処」という
京町家をリノベーションしたお店もあります。
私はうっかり見逃してしまいました・・・。

1日で京都を駆け巡って、建築付けになり
充電できました!

今回はリノベーション建築をいくつか見学したこともあって
京都の持つ「時間の厚みの魅力」を体で感じることができました。

京都 建築見学 Part1

2022.10.31
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打ち合わせがあり、
久しぶりに京都を訪れました。
京都には大学院時代に2年間住んでいました。

今回は打ち合わせまでの時間を利用して
レンタル自転車で、気になっていた建築を訪れてまわりました。

まずはここ。
「ブルーボトルコーヒー京都」
設計:スキーマ建築計画

ホームページによると
「築100年を超える2層構造の伝統的な京町屋をリノベートしたものです」
とのことです。

奥に入っていくと、もう1棟の建物が姿を現します。

壁を取り払って、床も地面と同じレベルでつながるかたちになっていて
非常に開放的です。

あえて見せている、荒々しい表情の土壁と、ガラスやモルタルの無機質な
素材の対比が面白いです。
新築ではなかなか感じられない落ち着いた居心地の良さがあります。

自転車で5分程度の移動で次の建物へ。
こちらもリノベーションされた
「京都市京セラ美術館」
設計:青木淳+西澤徹夫

まずはこのエントランススペースに驚きました。
おおらかな傾斜の広場を歩き、地下のエントランスにいざなわれます。
ガラスのスリットが魅力的です。

内部はカフェ、ミュージアムショップになっています。

中央ホールは天井の高い空間。
自然光の白く柔らかい空間に包まれます。
オブジェのような曲面階段も効いています!

開放的な回廊を歩いて、展示室にアクセスします。

また別のホールはこのような感じ。
中庭だったスペースにガラス屋根をかけた「光の広間」
外部のような内部のような空間です。

次の建物もすぐ近くにあります。
京都会館をリノベーションした
「ロームシアター京都」
原設計:前川國男
改修設計:香山壽夫建築研究所など

大きなコンクリートの庇がかっこいいです!


1階に蔦屋書店が入っていたり、
2階はカフェ、レストランになっていたり、
時間があればゆっくり過ごしたいところでした・・・。

外部通路にガラスの壁を設けて内部化したり、
建築内部と外部のつながり部分の空間が興味深かったです。

 

gu pa ハウス 見学会のお知らせ

2022.10.23
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完成に向けて工事が進んでいるgu pa ハウス。
建て主さんのご厚意により、見学会を開催させていただくこととなりました。
施工は東村山の工務店、丸清さんです。

11月3日(木)祝日 小金井市
10時から17時 1時間入れ替え 予約制となります。

ほぼ正方形ソファからペレットストーブやテレビが眺められる籠り空間。
スノコの吹き抜けで2階とつながるダイニング。
壁4面本棚が圧巻の書斎。
2階南側に面する、明るい洗面家事室とクローゼット。
など見どころがたくさんある、楽しいお家になりました。

見学ご希望の方は、kazunoki@nifty.com   島田宛に
以下の項目を記入の上お申し込み下さい。
後日案内図を送ります。

お名前
参加人数
希望時間
連絡先
参加の目的

どうぞよろしくお願い致します!

山歩き 竜ヶ岳 大菩薩嶺

2022.10.21
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昨年から始めた山歩き。

今年は春に大山、高水三山、三頭山と
近場の低い山に登りました。

秋になりまずは富士山の絶景が楽しめると噂の
竜ヶ岳に登りました。

本栖湖キャンプ場近くの駐車場に車をとめてスタート。

しばらく登っていくと「笹が成長しすぎて歩きづらい」という
情報を得ていたので、警戒していましたが、
管理が入ったようで、しばらくは歩きやすい道でした。

そして富士山の絶景!

何度も立ち止まっては、
眺めたり、写真を撮影したり、快適に登っていきます。

山頂に近づくにつれ、笹の背丈が怪しくなってきましたが、
まだ道の部分は笹が刈られていました。

しかしこの後、何百メートルか、完全に道が見えず、
笹をかき分けて進まなければならない箇所がありました・・・。

そしてなんとか山頂へ。

山頂は草地の広場になっていて、
最後に笹をかき分けて登ってきただけに、
天国のような場所でした。
しかも貸し切り状態。

帰りは本栖湖側のコースを降りました。

そしてもう一つ登ったのが大菩薩嶺。
昨年も登って最高に良かったので、
今回はわれわれ夫婦とゲストを一人招いての山歩きでした。

曇り予報の中、東京を朝5時に出発。
登山口についた時には小雨でした。

まず1時間半ほど樹林帯を歩きますが、
紅葉がはじまっていてきれいでした。

そして山小屋「介山荘」こえるとこの景色!

気持ちの良い尾根歩きがはじまります。
そしてこの天気!

雲がかかって雄大な景色を楽しみながら登っていきます。

富士山もちらちら頭を出したり隠したり・・・。

大菩薩嶺は2回目でしたが、
前回とは異なった景色が展開して、やはり最高でした!

下山すると途中で挨拶を交わした若い男性が駐車場にいました。
「もう一つの登山コースもいいって途中できいたので、もう1回登ってきます!」
とさわやかに歩いて行ったのには、驚きました!

われわれはもちろん下山して、昼食です。

山梨市にある「酒蔵櫂」というお店へ。
養老酒造という蔵元が営むお店です。

築200年の建物を活用。
店内の写真は撮影しなかったのですが、屋根裏のような居心地の良い空間でした。

粕汁や酒粕につけたお魚など、本当に大満足、お勧めです。

そしてしめは、勝沼のワイナリー「原茂ワイン」へ。
運転手である私以外の2人は、1杯20ml100円の試飲を楽しんでいました。
2人の意見を参考に、樽の香りの良さそうな2本をお土産に買いました。

山歩きの後、素敵な酒蔵でお昼ごはん、そしてワイナリー・・・
これこそ、私が考える、最高の大人の遊びです(笑)!

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