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たためる椅子

2022.8.20
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以前からいつかは手に入れたいと思っていた椅子がありました。

ついにカヅノキハウスに「たためる椅子」が来ました!

「たためる椅子」は建築家の吉村順三さんがデザインした椅子です。
同じく建築家の中村好文さんと家具デザイナーの丸谷芳正さんとの
共同作業で作り上げたそうです。

完成見学会を行うときに、
暮らしの雰囲気を出すため家具や小物を配置しますが、
相羽建設さんと見学会を行うときは
いつも相羽さん所有のたためる椅子を持ってきてもらっていました。

座り心地と佇まいが良く、
あこがれていました。

ソファにどっかりと座るほどでもない時に
ちょっと腰かけたり、
本を読みたいときに窓辺にたためる椅子を持って行ったり・・・
ダイニングの椅子よりはリラックスして
ソファほどはだらけない感じがいいです!

たためる椅子を扱っているショップで
使用している様子が動画で紹介されています。

低座の椅子と暮らしの道具点

日々の暮らしの他、
見学会や建物の撮影時にも活躍してくれそうです!

ツナガリハウス

2022.8.12
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リフォームの提案を行いました。

Aさんご家族にお話を伺う中で
「リビングと庭がつながったような家」
「リビングと和室もつなげて使いたい」
「孤立しない、  食べ物が運びやすいキッチン」
という言葉が印象的でした。

お家が壁式のプレキャストコンクリート造のため
構造上間取りを大きく変更することは できませんが、
木デッキや内部の仕上げ材、
作り付けの家具をうまく配置することで、
家族のつながりが感じられるお家になればと
「ツナガリハウス」と名前をつけました!

Bulat ハウス 10年点検

2022.8.9
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Bulat ハウス 10年点検に立ち会いました。

Bulat ハウスは私の兄家族の家です。
施工はコア建築工房さん。

植栽がかなり大きく育ちました。

コア建築工房の大谷さんが外部から
見て回っていきます。
中ではもう一人の方が床下にもぐって点検中。

外部の木板張りで、日のあたりが強い部分が
メンテナンスが必要な状態でした。
色褪せた部分は塗装を行い、
板が割れたり反りが強い部分は張替を行います。

夜は4人いる姪っ子甥っ子たちと過ごしました。
みな成長して、いろいろ頑張っていて、就職活動の話や、大学で学んでいる建築の話など
少し前にはできなかった話題が楽しい時間でした!

翌日は岡山へお墓参りへ。

この地域は赤い瓦屋根が多く
お寺も青空に映える赤い屋根です。

子どものころは毎年家族でお墓参りに来て、
川で泳いで魚を取ったり、
夜は田舎のお祭りに行ったりと、
私の原風景の一つにもなっている懐かしい場所です。

4つの現場 ふたたび

2022.8.5
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現場の進捗紹介です。

まずはsanpoハウス

1階です。
東側に大きな窓があり、庭とつながります。
工事は壁の断熱(高性能グラスウール24k、厚み120㎜)床張りが進んでいます。

屋根の断熱はセルロースファイバー200㎜です。

駐輪スペース、玄関、南側の窓とL字型につながってくる
木製の庇です!

次にgu pa ハウス

玄関引き戸上の庇の板金工事が進められていました。
工事終了直後に雨になりぎりぎりセーフ。
「日頃の行いがいいから・・・」と職人さん(笑)。

2階の杉フローリング工事が進みます。

いちいち図面を広げるのが手間だから、と阿川棟梁の工夫で
図面を壁に張っていました。
「島田さんの仕事は手間がかかって大変だけど、作業していて楽しいです。」
と言ってもらえて、ほっとしました。

Sans couture ハウス

アパート4室の計画です。
仕上げ工事が進んでいます。

猫好きのオーナーさんが、「住人の方も猫が飼いやすいように」
と床は掃除のしやすいタイル調のシートです。


建て主さんとサンプルを見ながら、仕上げの色や質感の組み合わせを選んできましたが
とても良い雰囲気になってきたと感じました!

4つめはbunchハウスです。

壁は薩摩中霧島壁仕上げ、天井はアースウォールという珪藻土紙クロスです。
写真の右奥はペレットストーブの炎が楽しめるちょい籠り空間。

2階には個室が3つありますが、
それぞれ雰囲気が異なります。

外構工事ももうすぐ始まります!
建て主さんのご厚意で、9月17日(土)18日(日)に
相羽建設さんと共同で見学会を開催させていただく予定です。
詳しくは後日お知らせしたいと思います!

自分の道

2022.7.30
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明星大学建築学部で非常勤講師を務めるようになって3年目です。
今年の前期は1年生の「造形デザイン実習」と
2年生の「建築設計製図1」という授業を受け持ちました。

「造形デザイン実習」はデッサン、色彩構成、立体制作と
デザインの基本を手を動かしながら学ぶ授業です。
これまで専門的なデザイン教育を受けていない学生がほとんどですが、
毎週のように出てくる課題に、睡眠時間を削り取り組んでいるようです。
中には驚くほど素晴らしい作品もあり、感心させられます。

「建築設計製図1」は、学生が初めて自分で建築のプランを考える授業です。
前期の期間に3つの住宅課題に取り組みます。
住宅はまさに自分が日々取り組んでいるテーマですから、
実務的な視点で見すぎず、
学生が描いた「建築のアイデアのもと」がかたちにできるよう
アドバイスしています。

学生には実務を知らないが故の自由な発想があり、
大げさではなく、本当に刺激を受けます。

昨日「建築設計製図1」の今期の最終授業でした。
授業後に、優秀作品に選ばれた中の3人の学生が
自分たちの模型を囲みながら、他の先生たちと作品について
あれやこれやと話しているシーンが印象的でした。

こういう経験を通して、
何人かの学生は自分の道を見つけていくのだと思います。

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