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新緑に包まれて・・・

2023.4.12
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カヅノキハウス、新緑に包まれています。

写真左側からカツラ、エゴノキ、白い花が咲いているのがトキワマンサクです。

トキワマンサクは今が満開です!

モッコウバラももうすぐ満開。

満開になった写真も後日紹介したいと思います。

kubomiハウス 地鎮祭

2023.4.9
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気持ちの良い青空のもと
kubomiハウスの地鎮祭が行われました。

建て主のSさん家族と、これまで打ち合わせを重ねてきました。
地鎮祭は、「いよいよはじまる!」という期待感を建て主さんと共有できる
心地よい時間です。

敷地の四方を祓い清めます。

鍬入れの儀です。
息子さんが少しはにかみながら、しっかり参加してくれました!


働く車や電車が大好きな息子さん。
地鎮祭の合間に夢中になって・・・
一足先に着工してしまいました(笑)!

施工は丸清さん。
いつもお世話になっている小川さんと神戸監督です。
棟梁はgrunハウスでお世話になった小島棟梁に来ていただく予定です!

また工事の進捗を報告していきたいと思います。


太陽と森とハウス 見学会のお知らせ

2023.4.3
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しまだ設計室で設計監理をすすめ、相羽建設で施工を行ってきた
「太陽と森とハウス」について、建て主さんのご厚意で
見学会を開催させていただくこととなりました。

4月22日(土)23日(日)の2日間
場所は東村山市です。
駅から少し離れますが、近くに森があり、
その景観を最大限取り入れることを考えました。

杉板の外壁、薪ストーブ、南側に設けた充実した家事室
建て主さんが集めた個性的な照明器具などコンパクトな中に
見どころがたくさんあるお家です。
ご興味ある方は是非ご参加下さい。

参加希望の方は以下の相羽建設さんのサイトから、申し込みをお願いします。

後日案内図を送らせていただきます。

 https://aibaeco.co.jp/event/event-4844/

 現場の様子を写真で紹介します。


外壁は杉板張りの上にウッドロングエコという塗装を施しています。
杉板の腐朽菌を防ぎ、自然な風合いで杉板の経年変化を促す塗料です。


森に向けた大きな窓。


中から森を眺められます。


小さな吹き抜けを設けて、高い位置まで森の景観を取り入れています。


階段室のペンダント照明は、建て主さんが探してきたものです。


その他にもいろいろと・・・


素敵な照明器具を建て主さんが探してきました。
見学会当日はガラス作家の大谷佳子さんのペンダント照明も
ダイニングに設置予定です。

パート・ド・ヴェール  | Otani Yoshiko Glass 大谷佳子ガラス

落ち着いた雰囲気の寝室。
ここからも吹き抜け越しに、森の緑が楽しめます!

浴室は建て主さんリクエストの青森ヒバの仕上げ。

洗面のガラスモザイクタイル。タイル職人の里見さんがコーナー部もきれいに
張ってくれました。
薩摩中霧島壁との組み合わせが面白いですね。

レイヤードハウス 1年点検

2023.3.31
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レイヤードハウスの1年点検に、
相羽建設の橋詰監督と訪れました。

このエントランスの雰囲気が私は大好きなのですが、
建て主さんと橋詰監督も同じように思っているとのことで、
みなで自画自賛(笑)しました。

1年点検に来る前に、建て主さんから気になる点を伺っていました。
畳屋さん、建具屋さんにも来てもらって、微調整を行いました。

照明器具のLED電球の取り換え方や、換気口の掃除の仕方、木部のメンテナンスなど
建て主さんから質問を受けました。
全ての器具についての仕組みを把握はできていないため、
その場で部品の着脱を試してみたり、操作してみて確認しましたが
点検に立ち会うと、いつもいろいろなことを感じられます。

建て主さんの暮らしの様子も伺いましたが、
この時が設計者としては楽しく、貴重な時間だと感じます。
初めての冬も暖かく暮らせたとのことで良かったです!

庭もワイルドグリーンさんが何度かメンテナンスに入っていただいたようでした。

もうすぐ木々が芽吹いて、緑に包まれるのが楽しみですね!

 

 

 

 

輪島・金沢の旅 ~建物編~

2023.3.20
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昨年秋に訪れた輪島・金沢の旅。

昨年12月2日のブログで

「盛りだくさんな旅だったので、
漆器編、建物編、名所編にわけて紹介したいと思います。」

と書いたのですが、漆器編のみで止まってしまっていました。

そこで今回は建物編。
主に金沢の建物になりますが、まずは輪島市のこちらから。

黒島地区。国の重要伝統的建築物群保存地区。
日本海航路の海運業で栄えた地区です。
いい具合に風化した、板張りの建物群がつくりだすまちの雰囲気が魅力です!

文化財オンラインのサイトによると
「西は日本海に面し、砂浜から山裾に上る緩斜面に、街道に沿って南北に長く形成される。集落の成立は16世紀前半と伝え、江戸時代に入ると北前船の船主が現れ、日本海航路による海運業の発展を背景に集落は成長を遂げた。
保存地区は、北前船の船主や船員の居住地として発展した能登天領の集落であり、全盛期の頃の集落全域及びこれと関連する墓地等を含む。」
とのことです。

黒島地区の中に保存されている「旧角海家住宅」。
北前船主として隆盛し,明治後期からは漁業,金融業などを生業とした家になります。
内部見学もできます。

海から敷衍を引き上がて、修理などを行う建物。

こちらは望楼の間。

窓から海の様子を眺めるための部屋です。

北前船の模型も展示していました。

次は金沢市の建物を紹介します。
かなり駆け足だったので、建築好きの方にとっては
良く知っている建物になります。

金沢21世紀美術館。
妹島和世さんの設計です。

こちらはフロアプランです。(21世紀美術館HPより抜粋)
点在する箱型の展示室をガラスの幕がふわっと覆うような構成です。

通常美術館は周囲に対して閉鎖的になってしまう場合が多いですが、
この中間領域が美術館の内部と周囲の公園を緩やかにつないでいる感じでした。

展示室は若い人たちもたくさんいて、スマホやカメラで写真を撮って
楽しんでいる感じがとても良かったです!

こちらは金沢出身の仏教学者 鈴木大拙の記念館 「鈴木大拙館」。
設計は谷口吉生さんです。
谷口さん設計の建物は、丸亀市猪熊弦一郎美術館、豊田市美術館、東山魁夷美術館
東京国立博物館法隆寺宝物などたくさん見学しましたが、
建築の中を歩いていくときのシーン展開が素晴らしくて、静謐な空間ながら
わくわくする体験ができます。


そして最後は「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」。
設計は谷口吉生さん。

谷口吉生さんの父で建築家の谷口吉郎さんの住居跡地に建てられました。


 

館内には吉郎氏が設計した迎賓館赤坂離宮 和風別館「游心亭」の広間と茶室が再現されているコーナーもあり見ごたえがあります。

金沢は他にも行きたいところがあったので、またゆっくりと訪れたいです!

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