切磋琢磨
- 2023.7.31
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明星大学建築学部で非常勤講師として勤めて今年で4年目となります。
担当している実習では、別荘や住宅など比較的小さな規模の建物を扱います。
約120人の学生を8人の教官で受け持つので、
毎週15人程度の学生と対話を重ねていきます。
学生の個性は様々で、とてもコンセプチュアルな案を考える生徒もいれば
暮らしに思いをはせ、地道に計画を進めていく生徒もいます。
毎回3時間半、ほぼ休みなく学生との対話を重ねる時間は
なかなか疲れますが、普段の仕事では味わえない楽しさもあります。
建築を始めたばかりの学生ですから、なかなか上手く案が進まないことが多いですが
時に驚くような素敵なアイデアを持ってきたりもして、わくわくすることもあります!
毎週毎週答えのない宿題を出されているようなもので
真剣に取り組めばその作業量は膨大です。
だからこそ4か月という短い期間で、本当に成長している!と感じます。
コロナも落ち着いて、以前に比べると学生同士が切磋琢磨している様子が伺えて
そんな姿を見ると本当に嬉しくなりました。