昨年、京都にお住いの建て主さんを訪ねた時に
1人でまわった京都。
今回は妻と行きました。
まずは京都市京セラ美術館へ。
「村上隆 もののけ 京都」展が開催されていました。
まずは「阿吽(あうん)像」が迎えてくれます。
なかなかの迫力です!
背中の筋肉の表現や、細部のつくり込みも面白くて
見ていて飽きません。
「白虎」という作品。
写真では魅力が十分に伝わりませんが、この絵が好きでした。
展覧会は始まっていますが、まだ完全に作品が揃ってない!ことなど
村上さんの文章で面白おかしく綴られていました。
「アートにはお金がかかるのです、お金が足りないのです」というようなことも
まじめに語られた文章もありました。
庭の池には、こんな突拍子もないものも・・・。
金閣寺を連想しなくもないです。
その後は南禅寺や、
古い町家を改装したブルーボトルコーヒーへ。
ブルーボトルコーヒーのスタッフの方たちは
前回もそうでしたが、とても気さくで感じが良く、
居心地もいいです。
その後は、お気に入りの器のお店
「若葉屋」さんへ。
お店の方に東京から来たとお伝えしたところ
「実は昔吉祥寺に住んで言いました。」とのこと。
「私も昔住んでいました!」と盛り上がりました。
そして宿のある嵐山へ移動。
宿は保養施設を改修したという、庭が眺められる素敵なところでした。
嵐山へは電車で移動しましたが、駅についてまず驚いたのが
若い人たちで埋め尽くされていることでした。
平日にもかかわらず、本当にたくさんの人。
そしてメインストリートは、若干竹下通りを思わせるようなお店が・・・。
これは場違いなところに来てしまったかと話していました。
翌日は嵯峨野のお寺巡りをしようと散策開始。
やはり人は多かったのですが、有名な写真スポットの竹林を過ぎたあたりから
人が少なくなり、お寺に着くころには、人はまばらになりました。
約30年ぶりに、常寂光寺や落柿舎を訪れました。
なかでも印象的だったのが、祇王寺です。
小さな林の足元に、苔が敷き詰められたお庭が素晴らしいです。
拝観中も、お二人の方が丁寧に手入れをされていました。
帰りがけ、あまりにきれいに手入れされているので、
掃除をしていたお寺の方に
「本当にきれいなお庭で感動しました。」と伝えたところ
「新緑の季節はさらに美しいですよ。」とのこと。
ハイシーズンでも混みあってどうしようもない、
ということはないそうで、
「いつか新緑の祇王寺にくるぞ」と決心したのでした。
祇王寺、おすすめです!