庭・アプローチ
- 2013.3.25
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桜が見ごろですね。
ついに、Hidamariハウスのお引渡しの日がやってきました。
建て主さんも、
「これで家づくりが終わってしまうかと思うと、ちょっと寂しいです・・・。」
とのこと。
私も同じ気持ちです・・・。
引き渡し式が終わって、最終の手直しをしている間
建て主さんのご家族が、
いろいろな場所で座ったりして過ごしている様子を見て、
本当に完成した実感がわいてきます。
息子さんも、ロフトや中2階の特等席で・・・。
帰るときに建て主さんに見送っていただきましたが、
これまで現場で打ち合わせの時には、私や監督が見送っていたので
「急に逆の立場になると不思議な感じですね!」
と笑いが起こりました・・・。
奥様の、陶芸家の妹さんがつくられたという器をいただきました!
これまた、いただいたカステラをのせてみました。
少し大きめの楕円形のお皿で、少し深さもあります。
お皿の厚さ、控えめなお花の絵、とてもいい感じの器です。
この器にあう、上品な料理(?!)・・・がんばりたいと思います。
ありがとうございました!
またお引っ越しが落ち着いた頃に
訪問させてもらえれば・・・嬉しいです。
先週末開催させていただいたHidamariハウスの見学会で、
何人かの方に、アプローチ部分や、通りから見たときの感じがいい!
といっていただけました。
私は設計作業を行う時、内部のプランを考えながら、
通りから見た家の佇まいを大事にしたいと思っています。
できれば設計した家ができたことで、
周囲の街並みが良くなったと、周辺の方にも感じてもらいたい・・・。
ではどうやったらそんな環境が作り出せるのでしょうか?
私も毎回試行錯誤の連続ですが、
一つは通りと建物の間のスペースに、奥行き感を持たせるだと思っています。
具体的には・・・
奥行き感を感じる場合 通り→植栽→板塀→植栽→庇のあるデッキスペース→窓
奥行き感を感じない場合 通り→コンクリート舗装の駐車スペース→窓
という感じです。
通勤の時や散歩するときに、今度是非観察してみて下さい。
「なんかいい佇まいだなあ」と感じる家は、
きっと奥行き感が演出されていると思いますよ。