エゴノキ花盛り
- 2013.5.13
- |BLOG
F
o
l
l
o
w
U
s
ゴールデンウィークも残すところあと一日ですね。
我が家は明日は、木デッキのメンテナンスで塗装作業と
野菜の苗でも植えようかと考えています。
先日、引っ越されて数週間が経過したHidamariハウスの建て主さんから
メールをいただきました。
私が家づくりで大切にしたいと思っていることをおっしゃっていただいて
とても嬉しかったのです。
そのメールの内容を、建て主さんに了解いただいたので紹介したいと思います。
「少し落ち着いてきましたが、まだ片付けは続いています。
家は実に優しく暖かい感じを受け家族一同 その心地良さに身を任せています。
父親はもみじの見えるお風呂が大のお気に入り、長風呂が続いてます。
息子はライブラリが大好きで 朝も晩も入り浸ってスペースを占領しています。
私達夫婦はすべての部屋がトイレも含め余りにも居心地がよく、 夜ふかし続きです。
島田さん、この家は何とも言えない優しくて柔らかな住み心地を抱かせます。
家のアプローチからそれは流れていて
この家と一緒に時を刻めるかと思うと最高です。
木々はお風呂のもみじを含めすこぶる成長しており、
2階からいつも庭を見おろしては愛でています。
ざっとこんな感じで各人がこの家を大切にしながら
自分勝手に暮しはじめつつありますよ。」
以上がメールの内容です。
「各人がこの家を大切にしながら 、自分勝手に暮す」
これからもそんな家を設計して行きたいです!
ゴールデンウィークですね。 みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私はカエデハウスのご家族を含む3家族で、
山梨にキャンプへ行きました。
南アルプスをのぞむ本当に自然が満喫できるキャンプ場・・・。
喜里ハウスにも結構近い場所ですが、
このあたりはとにかく山岳景観が素晴らしいです。
テントを設営した後は、
川で遊んだり、
焚き木を集めたり、
コーヒーをいただきながらゆっくり山をながめたり、
晩御飯の準備をしたり、
お酒を飲みながらたき火したり・・・。
やはりたき火は「最高の遊び」ですね・・・。
子どもたちも何時間もあきずに、火を眺めていました。
キャンプをされるかたはみなさんそうでしょうが、
「シンプルなことを丁寧に時間をかけて楽しむ」感じがいいですね。
そして突然ですが、おすすめの本です。
「シンプルなことを丁寧に時間をかけて楽しむ」
ことを実践しているご夫婦の本です。
「あしたも、こはるびより。」 つばた英子 つばたしゅういち 著
知り合いの建築家の方が勉強会で紹介していた本なのですが、
おもしろそうで、すぐに買って読みました。
本の内容は、1925年生まれのご主人と、
1928年生まれの奥さんの二人暮らしの様子を紹介した本です。
名古屋市近郊のニュータウンに、
200坪のキッチンガーデンと30坪の雑木林、
そして72㎡の平屋での暮らしは、 野菜や果物を育てて、
それに手をかけ料理をしたり、 編み物や刺繍をして過ごす日々。
旦那さんは、家の修理も自分の手でします。
そしてご夫婦の暮らしぶりには、
さまざまな工夫がちりばめられていて、
さらになんといっても、センスがすばらしいのです!
合理的にちゃっちゃと過ごしてしまいがちな毎日ですが、
「シンプルなことを丁寧に時間をかけて楽しむ」こと
の 素晴らしさを感じました。
こんなおじいちゃんになりたいなあ・・・。