MENU

BLOGブログ

モチノキハウス

2014.3.16
BLOG

少し春らしくなってきましたね。

以前からお話をすすめていたリフォームの計画
築45年、建て主さんが育ったお家です。
1階部分はほとんどスケルトン(柱や梁の構造だけ)の状態にして
少し大がかりな工事になります。

庭に植木屋さんも感心する枝振りのいいモチノキが2本あります。
「この木は是非残したい。」という建て主さんの気持ちもあり、
今回は建物だけではなくエントランスや駐車スペースなど
庭にも手を入れますが、2本のモチノキは残す計画になりました。


ダイニングに大きな窓を設けて、
その外のデッキにはパーゴラの屋根のかかったデッキスペースを
計画しています。

まちなみとの「ちょうどいい」距離感・・・を
つくり出せたらと考えています!

工事費について

2014.3.14
BLOG

準備中です。

無料相談

2014.3.13
BLOG

建築家との家づくりは、
はじめての方には敷居が高いかもしれません。
「私たちの意見を聴いてくれるかしら・・・。」
「どんどん工事費が高い設計にならないかな・・・。」
「一度相談に行ったら断りにくいかな・・・。」
と構えている方も多いと思います。

そもそも建築家が家づくりのなかで、
何をしてくれるのか?ということもはっきりわからないかもしれません。

しまだ設計室では、随時見学・相談を受け付けています。
カヅノキハウスは自宅兼事務所ですので、
来ていただければお家づくりのイメージも膨らむと思います。

初回の相談は無料ですし、
一度相談、見学していただいて
ハウスメーカーや工務店、ほかの建築家とじっくり比較して
いただいても結構です。
もちろん、最終的に設計者として選んでいただけると
嬉しいですが・・・。

気になる方は是非お問い合わせフォームより
お申し込み下さい。

建築家との家づくりの流れや設計管理の内容、
しまだ設計室が家づくりでこだわっているポイント、
設計料のことなど・・・、
コーヒーなどのみながら、気楽にお話ししましょう!

エンガワハウス 屋根工事

2014.3.12
BLOG

今日は暖かいですね。

エンガワハウス現場です。


今日はカヅノキハウスの時からお世話になっている、
H&A構造研究所の東條さんと構造確認を行いました。
しまだ設計室では基本的に、
木造2階建てでも構造事務所に構造図と計算、そして2回の現場
チェックをお願いしています。
東條さんとはもう10棟近い家をつくってきました。
構造についていろいろと相談できる頼りになる存在です!

現場は屋根工事がすすんでいます。

防水シートの上に下地が組まれていきます。
高いところが苦手な私は、大工にはなれないなあ・・・。
(高いところが得意でもなれないけど。)

下地の上にはガルバリウム鋼板が張られていきます。
屋根のいろはシルバーグレー。

建て主さんが、外壁をベージュにして、
屋根はシルバーグレーにする組み合わせを選びました。

私がおすすめした外壁をグレーにして、
屋根を茶色にする案は落選(笑)。

こういうことの積み重ねでも、家に建て主さんらしさが
出てくると思います。
屋根と外壁の組み合わせに乞うご期待!


現場は電気工事、給排水工事、板金工事、ガラス工事
それと阿部棟梁、今川監督、東條さんに私と
活気あふれる状態でした。

 

 

東日本大震災から3年がたちました。
震災当日、私はヒノデハウスの現場にいました。
すぐに車で帰ったのですが、いつもは1時間半の帰路が
4時間以上かかってしまいました。

妻は勤め先、次男は学童保育所でしたが、
長男がどこにいるのかわからず心配でした。

ようやく連絡がつき、家で一人でいた長男は、
次男のいる学童保育所に行って待たせてもらっていることがわかり、
安心したのと、地域のつながりの大切さを感じました。

3年前、これまで人間がつくりあげてきた環境が一瞬のうちに
壊されていく様子を見て、設計者として無力を感じました。
だからこそ目の前の仕事に感謝しつつ、
真摯に全力で取り組みたいです。

 

床拭きをして思ったこと・・・

2014.3.9
BLOG

暖かい春が待ち遠しいですね。

我が家では2週間に一度、家族で床のフローリングの雑巾がけをしています。
床に置いてある荷物を机の上に上げて、
ほうきでごみやほこりを掃いて、
各自雑巾をもって、雑巾をかけます。

引っ越してきてこの習慣をはじめたころは、
子どもたちがめんどくさがって、
やりたがらなかったので、
「さぼってないでさっさと拭きなさい!」
とよく怒鳴っていました・・・。

でもしばらくこの習慣を続けいいると、
子どもたちもあきらめたのか、
文句を言わずにやるようになりました。

雑巾がけをしていると、木の床の表面がいい色に焼けていたり、
年輪に沿って凸凹ができていたり、
いわゆる「味がでてきたなー」と感じます。

自然素材は確かに傷がつきやすかったり、
よごれがとれにくかったり、手間のかかる面もあります。
その反面「時間が蓄積」されていくような、
そんな表情も見せてくれます。

一般的にはメンテナンスフリーの仕上げ材が
好まれる傾向にあると感じています。
最近では「落書きしても消せる壁紙」なんかもあったりして、
それはそれでとても便利だと思います。

そんな仕上げ材は、
いつも「新築だった時の状態」に戻すことができることに
価値をおいている材料とも言えると思います。

でもそんな材料には蓄積されてきた時間がリセットされるような、
物足りなさも感じます。


特に手が触れたりする部分が少し古びてくると
愛着さえ湧いて来たりします。

カヅノキハウスに住み始めて6年目。

家族がこの家にしっくりしてきたかな・・・と感じています。

 

カテゴリー