今日は暖かいですね。
エンガワハウス現場です。
今日はカヅノキハウスの時からお世話になっている、
H&A構造研究所の東條さんと構造確認を行いました。
しまだ設計室では基本的に、
木造2階建てでも構造事務所に構造図と計算、そして2回の現場
チェックをお願いしています。
東條さんとはもう10棟近い家をつくってきました。
構造についていろいろと相談できる頼りになる存在です!
現場は屋根工事がすすんでいます。
防水シートの上に下地が組まれていきます。
高いところが苦手な私は、大工にはなれないなあ・・・。
(高いところが得意でもなれないけど。)
下地の上にはガルバリウム鋼板が張られていきます。
屋根のいろはシルバーグレー。
建て主さんが、外壁をベージュにして、
屋根はシルバーグレーにする組み合わせを選びました。
私がおすすめした外壁をグレーにして、
屋根を茶色にする案は落選(笑)。
こういうことの積み重ねでも、家に建て主さんらしさが
出てくると思います。
屋根と外壁の組み合わせに乞うご期待!
現場は電気工事、給排水工事、板金工事、ガラス工事
それと阿部棟梁、今川監督、東條さんに私と
活気あふれる状態でした。
東日本大震災から3年がたちました。
震災当日、私はヒノデハウスの現場にいました。
すぐに車で帰ったのですが、いつもは1時間半の帰路が
4時間以上かかってしまいました。
妻は勤め先、次男は学童保育所でしたが、
長男がどこにいるのかわからず心配でした。
ようやく連絡がつき、家で一人でいた長男は、
次男のいる学童保育所に行って待たせてもらっていることがわかり、
安心したのと、地域のつながりの大切さを感じました。
3年前、これまで人間がつくりあげてきた環境が一瞬のうちに
壊されていく様子を見て、設計者として無力を感じました。
だからこそ目の前の仕事に感謝しつつ、
真摯に全力で取り組みたいです。