春ですね・・・。
- 2016.4.10
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ヘッジロウハウスの現場です。
通常住宅を設計するときは
910㎜×910㎜のグリッドをベースにプランを組み立てて行きますが
ヘッジロウハウスでは全体的に広々とのびやかな空間を希望されていたので
1,000㎜×1,000㎜のグリッドで構成しています。
数字上は少しの違いのように感じますが、
実際に中に立ってみると「なんだか広い!」という印象です。
1階にご両親、2階に親子4人の2世帯です。
2階の方が住居面積が大きくなるため、
キャンチレバー状に飛び出している部分があります。
外壁とサッシの枠、屋根のガルバリウム鋼板のサンプルをそろえて
みなさんと色決めです。
組み合わせでかなりのパターンがあるため、
悩みどころですね・・・。
でもこの悩みも、家づくりの楽しみの一つかな・・・。
大阪に帰った時に、
昨年移転してリノベーションを行った
兄と父の会社を見学してきました。
島田株式会社は兄で4代目の会社です。
さまざまな建材の卸売りを行ってきましたが、
最近では家具や店舗内装などの工事も手掛けているそうです。
事務所ビルと倉庫が一体になった物件を買って
昨年リノベーションしました。
これが工事前の事務所ビルです。
パネルに吹付塗装の仕上げでした。
既存の仕上げの上からガルバリウム鋼板を張りました。
工事費を安く抑えるには既存仕上げの上に塗装を行う方法もありましたが、
その選択では10年程度でまた塗装が必要になると考え、
耐久性の高い素材を選びました。
敷地のヤードは全てコンクリートで固められていたのですが、
エントランスと駐車場部分、そして事務所入り口付近には植栽を施しています。
こんな感じで既存のコンクリート舗装を一度取り除き
土を入れました。
エントランス部にはブロック塀の手前に木ルーバーを設えて
会社のサインを設置しました。
ロゴマークとサインデザインはデザイナーの藤田 雅臣さんに作ってもらいました。
http://tegusu.com/
柿ノ木ノ下のオーナーの権田さんに紹介していただいた方です。
こちらは事務所の入り口部分。
向かって右側の部分はフルオープンにできるサッシが入っています。
「エンガワスペース」として社員の方が気軽に休憩できたり、
お客さんと打ち合わせをするスペースです。
そして余談ですが
島田株式会社が、
第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の
審査委員会特別賞を受賞したそうです。
この勢いで島田株式会社の東京事務所を
しまだ設計室の設計で建てますか!(笑)
施工:拓工建設
造園工事:Raise工房