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最近の動き・・・

2016.10.24
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すっかり秋ですね。

ここのところバタバタとしていて
ブログの更新が滞り気味です。
今回は最近の動きをまとめて紹介します。

10月16日
Hugハウス訪問

もうすぐ1年目を迎えるHugハウス。
現在計画中の建て主さんから、
是非見学したいとのご要望をいただき、
お願いして見学させていただきました。

ちょうど小金井市内で計画中の二家族をお連れしました。

Hugハウスのお子さんがすくすくかわいく成長していて
保育園での活躍ぶり(?!)の話もきけて
時間の流れを感じました・・・。

10月18日
あいらぼの定期打ち合わせ。
直近のイベントの他、
来年の展開についても話し合いました。
面白いイベントできればと思います。

10月19日
徳田英和設計事務所の徳田さんと共著の
書籍の打ち合わせ。

大詰めです。

オーム社の三井さんが表紙案を持ってきてくれて、
二人ともテンションが少し上がり気味でした。
詳しい内容などは、もう少ししたらお伝えします。

10月20日
ヘッジロウハウス現場

こちらも大詰めです。

江波戸棟梁頑張ってます!
1階のキッチンは少し区切られた形にしています。
斜めの垂れ壁がポイント。


2階の洗面脱衣室です。
奥さんが選んだモザイクタイル。
とても良い感じです。


2階デッキのルーバーは
ご主人のご要望でいつもより板が細めです。
少し上品でこちらも良い感じ!

10月22日
だんの間ハウス現場

さらにこちらも大詰めです。

あれもこれもと打ち合わせしているうちに
現場写真があまり撮れないうちに
日が暮れてしまいました。

こちらはキッチンカウンターの前板につくってもらった
タオル掛け。
奥さんが
「洗い物をする時に、タオルバーが体にあたるのが気になります。」
とのことで、前板に細工してもらいました。
大久保棟梁きれにつくってくれました。

10月23日
空に月ハウス

工事契約でした。
施工は創建舎さん。
はじめてお仕事ご一緒します。

着工までに申請と図面調整がんばらなきゃ・・・。
(業務連絡)スタッフの芳郎さん、がんばりましょう!

10月24日
Cestaハウス

地盤調査を行いました。

こちらは現在見積もり調整中。
12月の着工にむけて
建て主さんと
「食洗機はやっぱりミーレが・・・」とか
「壁の仕上げは左官で・・・」など
協議中です。

以上、ここのところ忙しかったのですよアピール(笑)でした。

京都建築見学 その2

2016.10.17
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京都建築見学 その2です。

2日目は聴竹居倶楽部主催の
「講師と巡るハイグレードな大山崎探訪」というツアーに参加しました。
事前に申し込まないと見学ができない施設を、
一度に見学できるツアーです。

講師は郷土史家の林亨さんという方で、
かなり詳しい歴史的な背景をとても面白く話していただきました。

ツアーではまず妙喜庵を訪れました。
目的は千利休の茶室「待庵」。
2畳の小さな空間です。

その次に離宮八幡宮へ行った後、
今回最大の目的地「聴竹居」へ。

聴竹居は1888年生まれの建築家
藤井厚二さんの自邸です。
藤井さんは実験的に何度も自宅を建て替え、
自然エネルギーの利用、デザインや暮らしやすさを追求していきました。
聴竹居その5番目の自邸で、1928年に完成しています。
つまり築88年。もうすぐ90年を迎えようかという建築です。

地中にパイプを通して、その中を通過した冷気を住宅に取り入れる
環境的な取り組みも素晴らしいのですが、
部屋同士の関係のつくり方や、木製建具の気密性を上げる工夫など、
現在われわれが先輩達から学んだことが、
この時代に実践されていたことに驚き、感動しました。

その後は寶積寺(ほうしゃくじ)
大山崎山荘美術館 とじっくり見学することができました。

京都建築見学 その1

2016.10.10
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週末は久しぶりに京都で建物見学でした。

初日はまず京都駅について
歩いて三十三間堂へ。
子どものとき、学生時代何度となく訪れていますが、
好きなお寺の一つです。

1001体の観音様は圧巻でしたが、
建物も力強く素晴らしい・・・。

正面の柱間が33あることから
通称三十三間堂となったそうです。
このシンプルな繰り返しのパワーには圧倒されます。

そして基礎の下には粘土と砂の層が交互に敷き詰められ
地震に強い「免震」考え方でつくられているそうです。
驚きました。

そして次は三十三間堂のお隣にある
京都国博物館 平成知新館へ。
谷口吉生さんの設計です。

三十三間堂に比べると(比べる必要ないですが・・・。)
力強さはないですが、
シンプルで潔い構成は、三十三間堂はじめ、
昔の日本の建物を思わせます。

残念ながら今回は展示準備期間で中には入れませんでしたが、
周辺のランドスケープも含め、気持ちの良い施設でした。

そとん壁の外壁

2016.10.5
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ヘッジロウハウス現場です。

ついに外壁が施工されました。
ヘッジロウハウスの外壁はそとん壁です。

左官職人さんに施工してもらいながら
建て主さんと確認したかいあって、
良い感じに仕上がっています。

スチロゴテ仕上げという仕上げ方法で
一度コテで平らに塗りつけた後
発泡スチロールのようなもので表面を荒らして
表情を付けていきます。


今回お父様世帯の1階のキッチンは
タカラのシステムキッチンです。
大工さんの造作家具と組み合わせています。
図面を描いておいてなんですが、
難しい納まりを現場監督と棟梁で検討して、
本当にきれいに納めていただいています!


2階浴室の壁です。
ハーフユニットバスですが、出窓を設えて、
出窓の両側に窓を設けています。
視線は遮りながら、通気と採光を確保します。
黒い部分にはこの後タイルが張られます。


小屋裏収納の小窓。
ここから下をのぞくと・・・

2階の家族室がのぞけます。

 

 

大工と大工

2016.10.3
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だんの間ハウス現場です。

家具工事が進みます。

1階の階段横の棚やキッチン家具を製作中。

そしてこの日は、現在設計中のお家で工事をお願いする予定の大工さんに
だんの間ハウスの現場を見てもらいました。

今回現場に来てもらった大工さんと仕事をするのは初めてです。
私は設計者なので、つくるものを図面で表現して伝えることはできるのですが、
目に見えない裏側の詳細な作り方や、部材の固定方法などは
大工さんによっても異なりますし、わからない部分もあります。

そこで現在制作中の現場を見てもらうことにしました。

事前に大工さんや建て主さんの了解は得ていましたが、
大工さん同志、けん制しあったりするのかな・・・と少し不安もありましたが、

そんな心配は全くなくて、
気が付けばいろいろとアドバイスをもらったり、
苦労話(?!)で盛り上がっていました!

実はだんの間ハウスの大工さんも、
私と仕事をするのは初めてで、
最初はお互い不安でしたが、
現場監督と二人で本当に一生懸命いい仕事をしてもらっています。

大工と大工、つくる人ひと同志が直接話をしてくれて
経験を分かち合ってもらえると助かりますし、
なんだか嬉しいひと時でした。

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