空に月ハウス 竣工写真2
- 2017.8.22
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先日完成した空に月ハウス。
牛尾カメラマンに竣工写真を撮影していただきました。
施工は創建舎 上井戸棟梁 笠原監督
外構は ワイルドグリーン 高瀬氏 です。
1階がコンクリート造、2階3階が木造になっています。
1階は駐車、駐輪スペースと個室になります。
建物と道路の間をうまく利用して
植栽を施していただきました。
足元に緑がうまく入ると
建物の佇まいがぐっとよくなると感じます。
2,3階でしっかり天井高が確保できるよう、
1階の天井高を抑えています。
コンクリート部分を低く抑えることで、
見た目にも重心が低く、落ち着いた感じになっているかと思います。
外で使う掃除用具や遊び道具
キャンプ用品などたくさん荷物が入るよう
外収納をしっかりつくりました。
玄関は木々の間を通ってアプローチします。
5年後、10年後の姿・・・見てみたいです。
先週仕事を休んで、
3泊4日で沖縄の西表島に行きました。
家族で西表島に行くのは2回目です。
前回は途中で台風がやってきたので、
1泊切り上げることになってしまいましたが、
今回は天気に恵まれました。
早朝の飛行機に乗って羽田から石垣島へ。
石垣島からは高速船で約1時間
西表島の上原港に到着です。
まずはアクセスの良い星砂の浜へ。
遠浅ですがサンゴ礁もあって
比較的安全に楽しめます。
クマノミもいましたよ。
そして今回の宿「琉夏」へ。
沖縄の民家をモチーフにした平屋建て。
4室しかなくて、穏やかでちょうどいい加減の接客で落ち着けました。
シーサー!
室内はゴージャスではないですが、
広々として清潔で天井が高くて・・・
海で泳いだ体を癒してくれました。
そして二日目は
なんと陸路が通じていない船浮という集落にある
イダの浜へ。
白浜港という港から船で10分で船浮に着きます。
そこから歩いて15分。
きれいな浜が出現します。
人も少なくて、たっぷりシュノーケリングしました。
そして3日目は
ツアーに申し込んで、シーカヤックにのりました。
途中でマングローブ林の川をさかのぼって
滝にうたれに行ったり、
ウミガメに出会ったり、
シュノーケリングをしたりと盛りだくさんです。
お昼はガイドのお兄さんが準備してくれる
八重山そば。
疲れた体にしみわたります。
海とがっぷりよつで(?!)遊んだ
3日間でした。
うつろいハウス現場です。
屋根の断熱工事が行われました。
断熱はセルロースファイバーです。
お盆前は、「屋根の断熱が入ると暑さが少し楽なんですが」
と監督が言っていましたが、
断熱工事が終わると、なぜか涼しい日が続いています・・・。
また来週から暑くなるようなので、
断熱材の本領を発揮してくれるでしょう!
現場では今木製建具枠の設置が行われています。
秋山棟梁が、私のかいた詳細図を凝視しながら、
細かな作業を進めていました。
なんだか目の前で、テストの答案を採点されている
生徒のような気分になってしまいます。
木製建具枠の加工と設置は、
大工さんの腕の見せ所のひとつではないかと思います。
うつろいハウスは玄関引き戸、FIX、出窓、開き戸と
様々なバリエーションの木建が入っているので
図面をかくのも一苦労でしたが、
加工はもっと大変だと思います。
図面をもとに、秋山棟梁がひと工夫加えながら加工していくと思うので(たぶん)
そのあたりもじっくり確認していきたいと思っています!
新しいお家の計画がはじまります。
建て主さんご家族にお話を伺うなかで
打ち合わせ中にわれわれの傍らで、
小さな男の子兄弟がじゃれあって遊んでいる姿が印象に残りました。
これからぐんぐん成長していく男の子二人。
そしてなんといっても森の中のような緑に囲まれた敷地。
その緑を全身で感じながら、
気持ちよく、のびのびと、そして安心して
家族が成長していく家がいいと感じました。
家族が過ごす「くつろぎのスペース」や「家事スペース」を2階に配置することで、
たくさんの時間を自然に囲まれ、守られながら暮らせる
木の上の「巣箱」のような家が良いのではないかと考えました。
家の名前はローマ字で「subakoハウス」にしました。
お子さんたちが成長し、やがて巣立っていく「subakoハウス」。
subakoには自然素材でできた「素箱」という意味ももたせました。
大きな窓から公園の桜の木が眺められます。
春は桜を眺めて、
夏は虫の声をききながらお風呂に入って
秋は紅葉を楽しんで
冬はペレットストーブにあたりながら
真っ白になった裏山の景色に驚いて・・・。
そんな暮らしをイメージしています。