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コニワハウス 上棟式

2024.6.28
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コニワハウスの上棟式が行われました。

相羽建設さんのそろいの半纏を羽織って、
少し気分が引き締まります!


建て主さんと小林棟梁が建物の四方にお米、塩、お酒をまいて清めます。

この後建て主さんにお食事を用意いただき、直来(なおらい)となりました。
大工さんたちの自己紹介では、どうしてこの道を選んだか、という普段はなかなか聴かない話や
一番若い当麻大工の「現場のトイレは僕がピカピカに掃除しているので、是非使ってください!」
という元気なアピールで盛り上がりました(笑)!

建主さんご夫婦の、今後の意外な野望?!の話にみな興味津々になったり、
職人さんと建て主さんの距離が近づく、とても良い時間になったと感じました。

建主さんご夫婦に、満足いただけるお家になるよう、
監督さん、大工さんたちと取り組んで行きます!

やどりハウス リノベーション工事がはじまりました。

2024.6.26
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一戸建てのリノベーション「やどりハウス」の工事がはじまりました。
施工は相羽建設さんです。


やどりハウスは築年数が比較的古くないこともあり、
耐震改修、断熱改修などはなく、主に間取りや仕上げのリノベーションになります。
まずは内部の解体工事から進められています。


リノベーション工事は、ある程度解体してみないとわからない部分もあり
現場監督と大工さんと解体途中の現場で打ち合わせを行いました。

 相羽建設の土屋監督。
大工さんは高橋さんです。

高橋さんはこれまでにも「かどにわハウス」「domadeハウス」や「ろじにわハウス」
でお世話になった大工さんです。
仕事が丁寧なのにとても早い!
頼りになる大工さんです。

リノベーションは現場で決めていく事柄も多いので、
しっかり現場に通いたいと思います。

念願の谷川岳!

2024.6.25
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先日、以前から登りたいと計画していた谷川岳に挑戦しました。

まずは駐車場に車を停めて、天神平までロープウェイに乗ります。
ロープウェイを使わず自分の脚で登るツワモノにも出くわしましたが、
われわれはもちろんロープウェイです!

天神平です。

天神平からは、今日目指す頂上「トマの耳」と「オキの耳」がのぞめます。


スタートしてからしばらくは、比較的穏やかな登山道を歩きます。
ベテランらしき登山者の方が、お連れの人に
「最初は楽なんだよな。」と話されているのが聞こえました。
最初は、ということは・・・。


第一の目標地点熊穴避難小屋です。
ここまで40分くらい歩きました。
まだまだ余裕です。


と思いつつしばらく進むと急な岩場が現れます。
かなり息が切れます。
体力的にはそれなりに疲れますが、山歩きの装備をしていれば
それほど危険という感じではありませんでした。

「天狗の留まり場」や「ザンゲ岩」など見晴らしのよいポイントで
休憩をとりながら進みます。

写真はザンゲ岩。全然ザンゲしていません(笑)。

次の目標地点「肩ノ小屋」までもう少し。
開放的な尾根道が気持ち良いです。


肩ノ小屋到着!


肩ノ小屋から15分程度で最初のピーク「トマの耳」に到着!


トマの耳からさらに10分ほど歩いて「オキの耳」となります。
写真はトマの耳からオキの耳をながめているところです。

お昼はこれです!


しまだ設計室で設計したkotaハウスというお家の建て主さんが、
「山小屋の赤い屋根が見えると安心するんです。」と話されていたことを思い出します。

ちなみにkotaハウスの屋根は赤色です!

天候にも恵まれて、絶景を堪能できました。

感情のデザイン

2024.6.23
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「The Essence of Time」というイベントに行きました。

大学時代の友人がCITIZENのデザイナーなのですが、
「CITIZEN」ブランド時計の100周年記念イベントを、
九段ハウスで企画しているという話を以前に聴き、
可能であれば是非参加したいと話していました。


このイベントは一般公開は行わず、クライアントやメディア、関係者のみの参加とのことでしたが、知人クリエイター枠ということで参加することができました。


会場の九段ハウスは、当時の財界人山口萬吉の私邸として
1927年に建築されたそうです。
設計には内藤多仲(東京タワーの設計者)、木子七郎、今井兼次の3人がかかわった、
スパニッシュ様式でコンクリート壁構造の建物とのことです。


今から100年前の1924年。初の製品となる懐中時計が作られたそうです。
当時高級品だった時計を、広く市民にも愛されるようにという思いから、
「CITIZEN」と名付けられたそうです。


それから100年の間に、さまざまな時計が作られてきましたが、
「シチズンの本質」を探るプロジェクトで、多くの社員の方が直感的にシチズンらしいと考え
選定した100本の時計をメインに展示が構成されていました。


年代順に100本の時計が一直線に紹介されているこの展示は圧巻でした!


「初代懐中時計から新懐中時計へ、進化の系統図」ということで、
技術やデザインの関連がグラフィカルに表現されています。
この展示は本当に格好良かったです!


そしてこの100本の時計が、12のカテゴリーに分類して展示されていました。


「鮮烈なインパクト」というカテゴリーで紹介されていたモデル
「SATELLITE WAVE H990」2011年です。
世界初の「サテライトシステム」アナログ式エコ・ドライブ衛生電波時計とのことで、
人工衛星から時刻情報を受信できるモデルです。
地球を回る衛星の軌道を金属のリングで表現した、
立体感が感じられインパクトのあるデザインです。


「人への寄り添い」というカテゴリーのモデル「MU」2001年です。
読み取りやすいフォントを取り入れて、誰もが付けやすく使いやすいことを
コンセプトにした時計です。
このモデルは見ているだけで、付け心地の良さが想像できます。


「新しいことへの挑戦」というカテゴリーのモデル「Radio-Controlled」1993年です。
世界初の「多局受信型電波時計」(日独英の標準電波が受信可能)とのことで、
大胆にも時計文字盤の中央に受信アンテナが配置されています。
通常アンテナなどは目立たなくするのがセオリーかと思いますが、
発想の転換ですね。

これも「新しいことへの挑戦」というカテゴリーのモデル「SOUNDWITCH」1984年です。
時計にラジオを搭載したユニークなデザインです。名前もいいですね。


各時計について、デザイナーとエンジニアの方たちが解説したシートです。

100本の時計については、以下のサイトで紹介されています。

CITIZEN

今回のイベントは、九段ハウスという時を重ねたからこその魅力が感じられる建物を会場に
CITIZENの100年を振り返るという、本当に素晴らしいものでした。

そしてただ振り返るということではなく、最後に訪れた離れの展示スペースで、
「シチズンらしさ」を探るプロジェクトから生まれた、
100年のエッセンスを未来に繋げていく
「感情のデザイン」というフィロソフィーが紹介されていました。

「感情のデザイン」

腕時計は感情とともにある。

一目見たときの「ワクワク」
触れて気づく「やさしさ」
腕につけたときの「安心感」
ふとした瞬間に眺める「喜び」
共に時を重ねることで感じる「愛おしさ」
心の奥にある言い尽くせない感情

身に着けるひとの心の動きに共鳴し
潜在的な感情を呼び起こす。
それが私たちの目指すデザインです。

CITIZENが刻んだ100年の時間と、この企画に携わった方たちの思いが凝縮されていて
本当に心に残る時間となりました。

コニワハウス 現場です。

2024.6.20
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コニワハウスの現場です。
外壁下地のモイスが張られて、内部も外部も空間の輪郭がわかるようになってきました。


ダイニングの掃き出しサッシです。
コニワハウスで一番大きな開口部になります。
ここは吹き抜けになっていて、上部にも窓を設けています。


横から見るとこのような感じです。
陰翳の感じられる空間になりそうです。

  2階から見た吹き抜けの窓です。


リビングのほぼ正方形ソファに座ると、
この窓ごしにコニワが眺められます。
掃き出しではなく、あえて床から窓を少し上げて
籠り感を出せればと考えました。

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