那須から裏磐梯へ
- 2024.11.20
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少し前に、那須経由で裏磐梯にあるホテリアアルトに行きました。
旅行するときに、近くに気になる建物があると見学に行きます。
今回は目的地の近くではないのですが、那須周辺に寄っていきました。
まずは黒磯駅前にある 「那須塩原市図書館 みるる」へ。
なかへ入るとこんな感じです。
写真では伝わりにくいですが、とても開放的で心地よい空間です。
建物中央に「みるるAve.」という道のようなスペースがあり、
その道に沿って「森のポケット」と呼ばれるブックスペースや新聞コーナー、カフェが並びます。
このような建物の構成がとても心地よくて、本と人との距離感、人と人との距離感が絶妙です。
建物も素晴らしいかったですが、もう一つ感じたことがありました。
本の並べ方や、おすすめコーナーの作り方に、図書館を運営している方々の
熱い思いが感じられ、建物と本が相まって活き活きした場となっていました!
時間のある時にこの図書館の中をふらふら散歩して、気になった本を手にとって、
気分転換にカフェでコーヒーを飲んで・・・。
こんな楽しみ方が想像できます。
図書館を入ったところに、素敵なメッセージが書かれていました。
その後、気になったお店をいくつかまわりました。
「WHITENOTE」という生活雑貨や衣服を扱うお店です。
モルタルと木と屋根の波板の、粗野な感じに惹かれて訪れてみました。
平日でしたが次々にお客さんが訪れていました。
もう1か所「GOODNEWS」というところへ行きました。
お菓子のお店やカフェが並ぶ一角ですが、ホームページを見てみると
以下のような創業の思いがあるようでした。
「私たちは“食“をテーマに社会(地方)課題をデザインによって解決することを目的とした商品づくりやまちづくり、仕組みづくりを行なうスタートアップ企業です。」
「森との共生をキーワードに、自然と親しむきっかけをつくり、那須の資源でもある観光と農業に福祉を掛け合わせた“観福農”連携で、関わる人全てがしあわせになれる持続可能なまちづくりに挑戦していきます。」
https://gooooodnews.com/neighbors/
牛乳からチーズをつくる時に残る「ホエイ」からお菓子を作っているとのこと。
味もとても美味しかったです!
建物も廃材などが利用されていました。
そして目的地の「ホテリ アアルト」です。
築40年の保養施設を、建築家の益子義弘さんが改修設計されたホテルです。
職業柄、旅をするときは建築家が設計した宿が気になり、
これまでもいくつか訪れてきましたが、
ホテリアアルトは本当に心が落ち着いて何度も訪れたくなる場所です。
といいながら、まだ今回で2回目ですが(笑)。
宿泊したのは201号室という、大きな切妻屋根の端っこの
屋根裏感がある部屋です。
窓際のソファスペース。
ここで本を読むのは、至福の時間でした!
翌日は吾妻磐梯スカイラインをドライブしました。
冬季閉鎖期間直前でぎりぎりセーフでした・・・。
標高の低い部分はまだ紅葉がきれいでした。