京都 建築見学 Part1
- 2022.10.31
- |BLOG
打ち合わせがあり、
久しぶりに京都を訪れました。
京都には大学院時代に2年間住んでいました。
今回は打ち合わせまでの時間を利用して
レンタル自転車で、気になっていた建築を訪れてまわりました。
まずはここ。
「ブルーボトルコーヒー京都」
設計:スキーマ建築計画
ホームページによると
「築100年を超える2層構造の伝統的な京町屋をリノベートしたものです」
とのことです。
奥に入っていくと、もう1棟の建物が姿を現します。
壁を取り払って、床も地面と同じレベルでつながるかたちになっていて
非常に開放的です。
あえて見せている、荒々しい表情の土壁と、ガラスやモルタルの無機質な
素材の対比が面白いです。
新築ではなかなか感じられない落ち着いた居心地の良さがあります。
自転車で5分程度の移動で次の建物へ。
こちらもリノベーションされた
「京都市京セラ美術館」
設計:青木淳+西澤徹夫
まずはこのエントランススペースに驚きました。
おおらかな傾斜の広場を歩き、地下のエントランスにいざなわれます。
ガラスのスリットが魅力的です。
内部はカフェ、ミュージアムショップになっています。
中央ホールは天井の高い空間。
自然光の白く柔らかい空間に包まれます。
オブジェのような曲面階段も効いています!
開放的な回廊を歩いて、展示室にアクセスします。
また別のホールはこのような感じ。
中庭だったスペースにガラス屋根をかけた「光の広間」
外部のような内部のような空間です。
次の建物もすぐ近くにあります。
京都会館をリノベーションした
「ロームシアター京都」
原設計:前川國男
改修設計:香山壽夫建築研究所など
大きなコンクリートの庇がかっこいいです!
1階に蔦屋書店が入っていたり、
2階はカフェ、レストランになっていたり、
時間があればゆっくり過ごしたいところでした・・・。
外部通路にガラスの壁を設けて内部化したり、
建築内部と外部のつながり部分の空間が興味深かったです。