モチノキハウス着工!
- 2014.8.12
- |BLOG
モチノキハウスが着工しました。
リフォーム工事の場合まず解体が行われます。
築46年のモチノキハウス。
床、壁、天井を外しています。
幸いシロアリなどの被害もなく、
構造体は良好な状態でした。
少しほっとしました。
今回の工事では間取りを変更しつつ、
現在の基準に合った強度を確保するために、
補強を行います。
構造設計はH&A構造研究所の東條さん(写真手前)にお願いしました。
東條さんとはもう10棟以上仕事をしたかと思いますが、
いつも頼りになります!
写真奥は現場監督の和田さん。
和田さんは私の事務所兼自宅の
カヅノキハウスの監督もやっていただいた方です。
現在はリフォーム専門で監督をされていて、
野川のアトリエハウスでも担当していただきました。
構造体をじっくり見ていくと、
増築の形跡などがみてとれて、
積み重ねてきた時間を感じます。
当時も大工さん、監督、設計事務所がいろいろと考え、
かたちをつくり上げてきたのだと思います。
見た目のきれいさだけではなく、
構造や断熱など中身もしっかりとつくって、
この家の歴史をつないで行きたいと感じました。