「笑いの大学」 「人生クライマー」
- 2023.2.26
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最近ちょこちょこと
演劇や映画を観に行っています。
昨年12月の「ショーマストゴーオン」に続き
三谷幸喜さん作、演出の「笑いの大学」を観ました。
内野聖陽さんと瀬戸康史さんの二人芝居。
もともとは東京サンシャインボーイズのメンバー
近藤芳正さんが、同じくメンバーの西村雅彦さんとの二人芝居の脚本を
三谷幸喜さん依頼した作品だそうです。
戦争体制のなか、喜劇の脚本家と検閲官が、お互いの立場と思いを
ぶつけ合いながら話は進みます。
詳しい内容はかかないですが、本当に素晴らしい作品でした!
三谷さんの、笑いとじんわりくる感動のバランスが大好きです!!
映画の方で良かった作品は、
「人生クライマー」。
山野井泰史さんというクライマーのドキュメンタリーです。
目力がすごい・・・。
でも映像の中で見せる山野井さんの笑顔は素敵です。
以前に沢木耕太郎さんの「凍」(とう)というノンフィクション作品で
山野井泰史さんのことは知っていたのですが、
映像で観るのは初めてでした。
頂上から眺める山の景色が綺麗!
という作品では決してなく、
武骨で地道で、人間離れした山への思いと実行力が圧巻です。
この映画を観たのが、東青梅にある「シネマネコ」という映画館でした。
旧都立繊維試験場として使われていた、国登録有形文化財の木造建築物を
リノベーションされたものだそうです。
63席の小さな映画館です。
小屋組みをそのまま見せていたり
あえて漆喰をはがして、下地の木材を見せたりと、
とても良い感じにリノベーションされていました。
そして劇場内に設置されている椅子は
「新潟県十日町で閉館してしまった「十日町シネマパラダイス」というミニシアターで使用していた劇場用の椅子を、館長さんのご好意で譲渡して頂いたもの」
だそうです。 ※シネマネコHPより
ストーリーが感じられる、小さくて素敵な映画館でした。