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高田晴之 小林慎二 漆の器 展

2023.6.4
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普段使いの漆の器を紹介している、井上牧子さんが企画した
「高田晴之 小林慎二 漆の器 展」に行ってきました。

今回は「拭き漆と塗り・皿を中心に」というタイトルで
2人の作家さんのお皿がたくさん出展されていました。

会場は文京区小石川にある「スペースたかもり」。

ちなみに写真左が高田さん、右が小林さんの器です。

この日は小林慎二さんのお話の会がありました。

わが家でも小林さんの汁椀と、小さめの丼を10年近く愛用しています。

実物を見せていただきながら、木地に下地を施して、
何層も漆を塗り上げていく工程について解説していただきました。

日々使いやすいように、また美しさと丈夫さを兼ね備えた器となるように
丁寧に作業されている様子が伝わってきました。

ときどき冗談を交えながらのお話は楽しくて、
小林さんに親しみを覚えると同時に、器にもますます愛着がわきます!

写真左が小林慎二さんです。

漆といえば、重箱やお椀のイメージが強いですが、
お皿を中心とした展示は見て触って興味深かったです。
特に大きめのお皿は、陶器では重くなってしまい
扱いづらさを感じることもありますが、
漆はとても軽いため扱いが楽そうだと感じました。

という言い訳(笑)のもと、
「リム皿」と名付けられた小林さんのお皿を購入しました。

家に帰って早速夕食で活躍!
ワンプレート料理などにもぴったりと井上牧子さんのアドバイスもあり、
カオマンガイを盛り付けてみました。

会期は6月17日(土)まで。
金曜日、土曜日のみの開催となっています。

ご興味のある方は、器を見るだけでも、もちろん大丈夫なので
是非足を運んで、漆のお皿を手に取って見て下さい!

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