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虎屋菓寮 京都一条店 と 四君子苑

2019.10.18
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先日大阪に行く用事があり
京都でちょっと途中下車して
内藤廣さん設計の「虎屋菓寮 京都一条店」に行きました。

内藤さんの建築作品はこれまで
海の博物館、安曇ちひろ美術館、ちひろ美術館東京、牧野富弘記念館など
訪れたことがありますが、
土の建築も構造と素材、細やかなディテールとみどころいっぱい
そしてとても居心地のいい建築ばかりでした。

こちら通りからの眺め。
生垣と白壁の外壁が印象的です。

ゆったりしたアプローチ。
水盤など眺めながら入り口に進みます。

店内に入るとアーチ状の垂木が美しいです!

建物の奥は庭になっていています。

天気が良かったので、テラス席に座りました。
小さな庭ですが、散歩もできます。
もともとは虎屋の工場があった場所に
この施設を作ったそうです。

見上げると、照明が虎屋のマークでした(笑)

学生時代に京都に住んでいたころから
大好きだった詩仙堂を見て大阪に移動しようと歩いていると
「四君子苑」という建物が特別公開中だとわかり
急遽予定変更。

四君子苑は昭和の数奇者といわれた北村謹次郎の旧邸、だそうです。
建築は京数寄屋の名棟梁、北村捨次郎を手がけたものですが、
母屋は進駐軍に接収、改造されたため
昭和38年に、吉田五十八が設計をして建て直されています。

庭を挟んで新旧の数寄屋建築の名人が向かい合うようなかたちになっています。

写真撮影禁止のため画像で紹介できないのが残念ですが、
新旧の建物から眺める庭の様子は素晴らしかったです。
特に吉田五十八設計の母屋は、大開口にアルミサッシが採用されていたり
化粧木柱が動いて、間仕切り引き戸が出てきたり
当時としてはかなり斬新な取り組みもされていました。

今回の公開は10月15日(火)から20日(日)まで。
春と秋のみの公開だそうです。
建物、庭好きの方にはお勧めです!

今回のように素敵な建築、庭を見学するのは本当に楽しいですし、
建築設計を仕事にできていることに喜びを感じますが、
その反面先輩たちの仕事のすばらしさに
「もっと頑張らなければ」との思いにもなります。

そして大阪へ・・・。

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