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家具はウラオモテを使う(なるほどディテール。3章-06) 

2017.6.27
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「読んで楽しい家づくりの なるほどディテール。」
より本日は「3章-06 家具はウラオモテを使う」
を紹介したいと思います。

空間を仕切るときに、通常は壁をつくりますね。
壁をつくらなくても、家具を置くことで
二つの空間を柔らかく仕切る方法もあります。

そしてその時に、家具を両側から使えるようにすると、
非常に便利です。

この写真はミズニワハウスです。
ダイニングとリビングが一つの空間に配置されていますが
その間を家具で少し仕切っています。

家具のダイニング側にはご家族の写真が飾ってあったり、
鍵や電話といった、日常生活で利用頻度の高い
実用的なものが置かれています。

こちらはリビングのソファ。
ここにもご家族の写真が飾られていますが、
その他に雑誌や本、簡単な遊び道具などが収納されています。

もう一つ別のお家を紹介します。
ネストハウスのキッチンとスタディスペースです。

キッチンからスタディスペース側を見ると
ちょうど家具で背中の部分が見えない感じになっています。
勉強や作業をしている時に、背中側が丸見えだとなんだか落ち着かないですよね。
ちなみにこの棚には、計画段階では電話や飾りの小物を置く予定でした。


スタディスペース側からみると
家具には本などがたくさん収納できるようになっています。

家具はウラオモテを上手に使うと、
(作る大工さんは少し大変なのですが・・・)
必要な場所に必要なものが片づけられて便利です。

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