大工さんから学ぶこと
- 2013.3.21
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今度現場がはじまったミズニワハウスの図面を持って、
大工の秋山さんのもとへ行きました。
以前に秋山さんからアドバイスをいただいて、
ただ図面を描くだけではなくて、
実際どうやってつくるのかということを想像しながら図面を描くようにしてはいますが、
やはり自分の描いた図面を前に大工さん話をきくと
いろんな発見があります。
5年前に事務所兼自宅のカヅノキハウスを設計したのが、
私にとって初めての住宅設計の経験でした。
それまで造園コンサルタント会社で建築設計をしていた私には
住宅の世界は未知の世界・・・。
様々なオープンハウスに出かけたり、
雑誌などに掲載されている図面を見てなんとか図面を仕上げました。
しかしはじめに仕上げた図面は現場監督に、
「これでは図面が全然足りませんよ」と着工時期を遅らせることに・・・。
このときはショックでした。
現場にはいってからも大工さんから質問の嵐・・・。
まだ他に仕事もあまりなかった当時は、
それこそ毎日現場に通って、
大工さんと「ああでもないこうでもない」とたくさん話をして
なんとかカヅノキハウスが完成しました。
大工さんや現場監督、その他の職人さんなど
実際に現場で手を動かしてつくっている人たちの知恵は、
図面を描いているだけでは身につかないなあ・・・
とつくづく思います。
だからこそ、現場の人たちとはどんどん話をしたい!
と強く思っています。