床拭きをして思ったこと・・・
- 2014.3.9
- |BLOG
暖かい春が待ち遠しいですね。
我が家では2週間に一度、家族で床のフローリングの雑巾がけをしています。
床に置いてある荷物を机の上に上げて、
ほうきでごみやほこりを掃いて、
各自雑巾をもって、雑巾をかけます。
引っ越してきてこの習慣をはじめたころは、
子どもたちがめんどくさがって、
やりたがらなかったので、
「さぼってないでさっさと拭きなさい!」
とよく怒鳴っていました・・・。
でもしばらくこの習慣を続けいいると、
子どもたちもあきらめたのか、
文句を言わずにやるようになりました。
雑巾がけをしていると、木の床の表面がいい色に焼けていたり、
年輪に沿って凸凹ができていたり、
いわゆる「味がでてきたなー」と感じます。
自然素材は確かに傷がつきやすかったり、
よごれがとれにくかったり、手間のかかる面もあります。
その反面「時間が蓄積」されていくような、
そんな表情も見せてくれます。
一般的にはメンテナンスフリーの仕上げ材が
好まれる傾向にあると感じています。
最近では「落書きしても消せる壁紙」なんかもあったりして、
それはそれでとても便利だと思います。
そんな仕上げ材は、
いつも「新築だった時の状態」に戻すことができることに
価値をおいている材料とも言えると思います。
でもそんな材料には蓄積されてきた時間がリセットされるような、
物足りなさも感じます。
特に手が触れたりする部分が少し古びてくると
愛着さえ湧いて来たりします。
カヅノキハウスに住み始めて6年目。
家族がこの家にしっくりしてきたかな・・・と感じています。