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つみきハウス 見え隠れ

2024.1.13
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つみきハウスの現場です。

外壁のガルバリウム鋼板が準備されていました。


通りから見て裏側の東面から施工が進んでいます。

通り側の外壁は、ガルバリウム鋼板小波板のギングロ色と
杉板にグレー塗装を施した仕上げの組み合わせになります。
2階テラスデッキの木ルーバーと合わせて、
立体が「つみき状」に積み上がっているイメージを考えています!


内部は断熱材の施工が進んでいます。

先日非常勤講師を務めている明星大学で講義をする機会がありました。
普段は設計課題のエスキス(アドバイスを中心とした対話)を行っていますが、
今回は講義ということで、普段住宅設計を行うにあたって、大事にしている点などについて話をしました。

キーワードをいくつか挙げた中で「見え隠れ」という言葉がありました。
家族が一つ屋根の下で暮らしていく中で、お互いがちょうどいい距離感で過ごせるように、
プランに凹凸を設けて「気配は感じるけれど視線は通らない」工夫をすることがあります。


つみきハウスでも2階の家族が集まる空間では、「見え隠れ」するプランとしています。
これはキッチンから畳スペースを見た写真です。


こちらはダイニングからキッチン奥のワークスペースを見ている感じです。
畳スペース、ワークスペースともに奥側に光が当たるように窓を配置することで、
陰影もきれいに見えて、空間の奥行きも感じられます。


これからボードが張られて、仕上げが施されると、窓から入った自然光が
壁に受け止められて、きれいなグラデーションが見られるようになります。

暮らしの中でのそんなシーンも、大切にしたいと思っています。

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