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インターンシップ

2024.9.9
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非常勤講師を務めている明星大学から、インターンシップの学生が二人来ました。
インターンシップの学生を受け入れるのは、今年で3年目です。

二人を連れて、しまだ設計室で設計したお家2軒にお邪魔しました。

一軒目はconcaveハウス。


お家の中をめぐりながら、住まい手のSさんご夫婦から
いろいろとお話を伺いました。

奥様は刺繍の作品を作られていて、最近の作品も見せていただきました。

もう一軒はうつろいハウス。


現在設計を進めている、ちぐらハウスのご夫婦も一緒に。
住まい手のNさんご夫婦は、家づくりの過程の話や、暮らしの様子を
たくさんお話しいただきました。
住まい手さんのリアルなお話は、とても参考になったことと思います!

前回の訪問時と比べて、ネコちゃんたちが大きくなっていて、驚きました!

現在施工中の現場にも行きました。


リノベーションを進めているやどりハウスは家具工事が進んでいる段階でした。


コニワハウスの現場には、昨年インターンで来ていた内田君も
「是非見学を!」と参加してくれました。
昨年のインターンでは、コニワハウスの敷地に住宅をつくる設計課題に取り組んでもらったこともあり、興味があったようです。
現場監督や大工さんにも話を伺いました。

設計事務所の仕事だけでなく、作り手側のことも知ってもらいたいので、相羽建設さんに協力いただき、
いろいろと見学させてもらいました。

相羽建設広報の伊藤さんに案内いただき、
モデルハウスつむじ、加工場、伊藤さんのご自宅、本社、あいばこと
駆け足でめぐりました。

伊藤さんのご自宅は、小泉誠さんの設計。
二人とも興味津々で伊藤さんの話を聴いていました。

 

インターン期間は10日間で、半分くらいはこういった見学、訪問の時間です。
あとは設計課題に取り組んでもらいました。
学生がつくった案の進捗にあわせて、対話を重ねていきます。

課題は今年もコニワハウスの敷地です。

敷地の特性、建て主さんの要望、法規、構造など様々な条件考慮して
計画案と格闘する?!二人。

それぞれ「ブルーハウス」と「ボンドハウス」という名前の家を計画しました。

清水君の「ブルーハウス」は窓から青空を眺め、1日を通して元気に活動してほしい
という思いから名前をつけたそうです。

大谷君の「ボンドハウス」は家族がお互いの気配を感じ、繋がることができる
平面、断面計画をテーマとしたそうです。
(ボンドは「きずな」という意味があるそうです。)

模型やプレゼンシートに、もう少し手を加えて完成させるとのこと。
10日間お疲れ様でした。
これから就職活動が本格的にはじまり、将来について考える時間も長くなると思います。
インターンでの経験が少しでも役に立てば嬉しいです。

お家を見学させていただいた住まい手さん家族、
相羽建設の方々、現場の職人さんには貴重な機会をいただき本当に感謝しています。
ありがとうございました。

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