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コンセプト

2013.3.8
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この家のシンボルツリーのカツラの葉は、昔は香料として使用されました。カツラの語源は香出(カヅ)から来ているそうで、このカツラの木とともにこの家も家族も育ちたいとの思いから「カヅノキハウス」と名付けました。

育ち盛りの子供が2人の4人家族。地域社会の中でも中核となる世代です。仕事場を1階に開放的に配置し、プライベートな居住空間と地域の中間領域の役割を果たします。その暮らしぶりがまちの雰囲気の一端を担っていくような、そんな建物を計画しました。
 
建物は軒を深くとったり、高窓で空気の流れを作り出したり、日本の建物に受け継がれてきた基本的な構造から学びつつ、太陽熱を利用したOMソーラーやペレットストーブなど新しい自然エネルギー利用もとりいれています。
 
また地元林業の活性化、CO2発生削減を念頭に、構造材、仕上げ材ともに多摩産材を使用しています。

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