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エンガワハウス 屋根 断熱工事

2014.3.20
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春一番も吹いて
徐々に暖かくなってきますね。

エンガワハウスの現場です。

屋根葺き工事、断熱工事、設備の配管工事などが同時進行しています。


屋根はガルバリウム鋼板葺きです。

昔ながらの「トタン屋根」のイメージで、
すぐ錆びるんじゃないかと思われる方も多いのですが、
トタンは鋼板に亜鉛をメッキしているのに対し、
ガルバリウムはアルミニウムと亜鉛の合金を鋼板にメッキしたもので、
耐久性が高い材料です。


内部は屋根の断熱工事がすすみます。


こちらは勝手口。
分別ごみを出し入れしたり、なにかと使用頻度の高い勝手口にも
しっかりとした庇を付けています。

お隣のモクレンも、
きれいに花をつけていました・・・。

モチノキハウス

2014.3.16
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少し春らしくなってきましたね。

以前からお話をすすめていたリフォームの計画
築45年、建て主さんが育ったお家です。
1階部分はほとんどスケルトン(柱や梁の構造だけ)の状態にして
少し大がかりな工事になります。

庭に植木屋さんも感心する枝振りのいいモチノキが2本あります。
「この木は是非残したい。」という建て主さんの気持ちもあり、
今回は建物だけではなくエントランスや駐車スペースなど
庭にも手を入れますが、2本のモチノキは残す計画になりました。


ダイニングに大きな窓を設けて、
その外のデッキにはパーゴラの屋根のかかったデッキスペースを
計画しています。

まちなみとの「ちょうどいい」距離感・・・を
つくり出せたらと考えています!

エンガワハウス 屋根工事

2014.3.12
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今日は暖かいですね。

エンガワハウス現場です。


今日はカヅノキハウスの時からお世話になっている、
H&A構造研究所の東條さんと構造確認を行いました。
しまだ設計室では基本的に、
木造2階建てでも構造事務所に構造図と計算、そして2回の現場
チェックをお願いしています。
東條さんとはもう10棟近い家をつくってきました。
構造についていろいろと相談できる頼りになる存在です!

現場は屋根工事がすすんでいます。

防水シートの上に下地が組まれていきます。
高いところが苦手な私は、大工にはなれないなあ・・・。
(高いところが得意でもなれないけど。)

下地の上にはガルバリウム鋼板が張られていきます。
屋根のいろはシルバーグレー。

建て主さんが、外壁をベージュにして、
屋根はシルバーグレーにする組み合わせを選びました。

私がおすすめした外壁をグレーにして、
屋根を茶色にする案は落選(笑)。

こういうことの積み重ねでも、家に建て主さんらしさが
出てくると思います。
屋根と外壁の組み合わせに乞うご期待!


現場は電気工事、給排水工事、板金工事、ガラス工事
それと阿部棟梁、今川監督、東條さんに私と
活気あふれる状態でした。

 

 

東日本大震災から3年がたちました。
震災当日、私はヒノデハウスの現場にいました。
すぐに車で帰ったのですが、いつもは1時間半の帰路が
4時間以上かかってしまいました。

妻は勤め先、次男は学童保育所でしたが、
長男がどこにいるのかわからず心配でした。

ようやく連絡がつき、家で一人でいた長男は、
次男のいる学童保育所に行って待たせてもらっていることがわかり、
安心したのと、地域のつながりの大切さを感じました。

3年前、これまで人間がつくりあげてきた環境が一瞬のうちに
壊されていく様子を見て、設計者として無力を感じました。
だからこそ目の前の仕事に感謝しつつ、
真摯に全力で取り組みたいです。

 

床拭きをして思ったこと・・・

2014.3.9
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暖かい春が待ち遠しいですね。

我が家では2週間に一度、家族で床のフローリングの雑巾がけをしています。
床に置いてある荷物を机の上に上げて、
ほうきでごみやほこりを掃いて、
各自雑巾をもって、雑巾をかけます。

引っ越してきてこの習慣をはじめたころは、
子どもたちがめんどくさがって、
やりたがらなかったので、
「さぼってないでさっさと拭きなさい!」
とよく怒鳴っていました・・・。

でもしばらくこの習慣を続けいいると、
子どもたちもあきらめたのか、
文句を言わずにやるようになりました。

雑巾がけをしていると、木の床の表面がいい色に焼けていたり、
年輪に沿って凸凹ができていたり、
いわゆる「味がでてきたなー」と感じます。

自然素材は確かに傷がつきやすかったり、
よごれがとれにくかったり、手間のかかる面もあります。
その反面「時間が蓄積」されていくような、
そんな表情も見せてくれます。

一般的にはメンテナンスフリーの仕上げ材が
好まれる傾向にあると感じています。
最近では「落書きしても消せる壁紙」なんかもあったりして、
それはそれでとても便利だと思います。

そんな仕上げ材は、
いつも「新築だった時の状態」に戻すことができることに
価値をおいている材料とも言えると思います。

でもそんな材料には蓄積されてきた時間がリセットされるような、
物足りなさも感じます。


特に手が触れたりする部分が少し古びてくると
愛着さえ湧いて来たりします。

カヅノキハウスに住み始めて6年目。

家族がこの家にしっくりしてきたかな・・・と感じています。

 

最近嬉しかったこと・・・。

2014.3.7
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なかなか暖かくなりませんね。

最近ちょっと嬉しいことがありました。

数日前にとある相談ごとがあり、
以前から顔見知りの、地元で工務店をしてる大工さんと話をしました。
以前にカヅノキハウスで見学会をしたときに、
ご夫婦で来ていただいたことがきっかけで知り合った方でした。

打ち合わせの途中で奥様が出てきて、
こんな話を聞かせてくれました。

「ずいぶん前に島田さんが息子さんを連れて、
近くの公園にツバメのヒナを放しに来たことを覚えていますか?」

確か4年ぐらい前だったと思うのですが、
長男が学校帰りに雨で濡れて弱り果てたツバメのヒナを
連れて帰ってきたことがありました。
野生の鳥でどう扱っていいか迷ったあげく、
近くの公園に放して、あとはヒナの生命力にまかせよう・・・
ということになりました。

その時偶然に、その大工さんの奥様も子どもを連れて公園に
来ていたのです。

「実はあの後、ヒナがカラスに食べられそうな気がして、
どうしてもかわいそうで家にツバメを連れて帰ったんです。
しばらくペットショップで買ってきたミミズを餌にあげていたんだけど、
体力が回復すると自分から家の外に出たがったから、
放してあげると、元気に飛んでいきました!」

正直ツバメのヒナの様子を見ていると、
助からないだろうな・・・と感じていたので、
本当に驚きました。

帰ってから子どもたちにツバメのことを伝えると、
子どもたちも大喜び・・・。

長男は一言
「あの時はじめに連れて帰ってきてよかった・・・。」

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