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ブログ 2023年一覧

丁寧な暮らし

2023.10.2
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bunchハウスにお邪魔しました。
相羽建設さんの広報誌「ainoha」の取材と動画撮影を行いました。

「ainoha」の取材では、相羽建設の広報の方が、建て主のKさんにいろいろと
インタビューをします。
相羽建設やしまだ設計室を知った経緯や、計画中のことなど
「ああそうだったなあ」と懐かしい話が出ます。

いろいろとお話を伺う中で印象に残る言葉をいただきました。

「本当に丁寧につくってもらって、きれいな空間ができて、
この家で暮らすうちに毎日の食事の支度や、家の中の設えなども
以前より丁寧な暮らしを心がけるようになりました。
そのことが心地よくて嬉しいです。」

施工者、設計者として、こんなことを感じていただけて
それを伝えてもらえて本当に幸せだと感じました。

Kさん長時間の取材協力ありがとうございました!

動画が公開になりましたら、ブログでお知らせしたいと思います。

二つの現場 Laniハウス kubomiハウス

2023.9.21
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一つ目の現場、Laniハウスです。

築年数43年になり、屋根は特に北側が傷んでいたため、
ガルバリウムのカバー工法を行いました。

既存の屋根の上に防水シートを敷いていきます。

その上にガルバリウム鋼板を葺きました。
暑い中ですが、職人さん達丁寧に仕事を進めていました。

2階のバルコニーも笠木から雨が入って、防水下地が傷んでいたため
下地から作り直しています。
作業してくれたのは、カヅノキハウスの棟梁益子さん!
勾配をしっかりとるのはもちろん、排水溝の角の部分にテーパーをとって
防水工事作業をしやすくするなど、細かい配慮が嬉しいです。


内部はボード張り、家具工事が同時進行で進んでいます。
北側にあったキッチンは、南側に移動しているので
明るく眺めのいいキッチンになりそうです!

二つ目の現場はkubomiハウスです。

足場が外れました。
外壁は左官塗りです。

建て主さんが、職人さんに実演してもらいながら決めた
横引きパターンの壁は落ち着いた雰囲気です。
オーバーハングの下は、駐輪スペースになります。

2階の杉板張りの天井。

光の陰影がきれいで、漆喰が塗られるのが楽しみですね。

畳の小上がりです。
ちょっと腰かけられるのもいいですね。

1階洗面脱衣室の窓です。
これから家具工事が進みます。

インターンシップ

2023.9.20
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昨年に引き続き、
非常勤講師を務める明星大学の学生が
インターンシップに来ました。

明星大学3年生の内田君。

期間は10日間。
設計課題や模型製作の手伝いに取り組んでもらったり、
現場見学に連れて行ったりしますが、
しまだ設計室は私一人の事務所で、
教えることにも限りがあるため、
知人の設計事務所や工務店にも連れて行って、
たくさんの方の話を聴ければと思いました。

建築家仲間の「あいらぼ」の見学会に参加させてもらったり、
大学の同級生の事務所にお邪魔して、
一緒に設計した建物を見学させてもらったり
相羽建設さんでは、モデルハウスや本社の見学の後、
営業の新さんと設計の中村さんに話を聴かせてもらいました。

いろいろな建物を見学することもとても大事ですが、
それにも増して、今回建築業界にさまざまな立場で関わる
たくさんの方の話を聴けたことがよかったと思いました。
私自身も隣で話を聴いていて、みなさんの普段とは違った
一面を見ることができ、楽しい時間でした。

kotaハウスにもお邪魔しました。

kotaハウスのNさんご夫婦は、本当に生活を楽しまれています。
建物だけではなく、Nさんの暮らしぶりも見てもらいたくて
お邪魔させてもらいました。

料理を仕込み中のNさん!
なんとNさんが着ている素敵なシャツとズボンは
Nさんの手作りです。

お昼に手作りのカレーをご馳走になりました。
過去に餃子(皮から手作り)、タコス(トルティーヤも手作り)、ビリヤニ
などご馳走になったことがありますが、どれも本当に美味しかったです!
そして今回のカレーは、その本格さの程度が半端なく、
つい笑ってしまったぐらいです。
本当にご馳走様でした!

すっかり猫と仲良くなっていました(笑)。
内田君もkotaハウスでの時間は印象的でしたと話していました。

事務所では模型製作の手伝いをお願いしました。

また設計課題では、ちょうどプレゼンを控えた計画があったので、
建て主さんの了解を得て、実際の敷地に建物を計画するつもりで
取り組んでもらいました。

内田君は大学の課題でもまじめに取り組んでいて、
面白い作品を作り出していました。

今回のインターンでは、建築業界の先輩たちにも物おじせずどんどん質問して
時にはノートブックを取り出して、自分の作品をプレゼンして、
積極的に取り組んでくれました。

3DCADなども学校で教わった以上のことを身に着ける努力をしていて
頼もしい学生でした。

これからたくさん経験を積んで、
より説得力のある設計ができるようになって、
使う人たちの心をつかむような建築をつくってくれると信じています!
10日間お疲れ様でした。

そしてご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、
内田君にとって貴重な時間になったことと思います。

新しい計画 コニワハウス

2023.9.17
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新しい計画の紹介です。

相羽建設さんと土地探しから一緒に進めてきましたが、
良い土地に巡り合い、提案をさせていただきました。

Kさんご夫婦にお話を伺う中で
「静かな環境で暮らしたい。」
「植物の成長など緑を感じながら暮らしたい。」
「家族がどこにいるか気配を感じられる家。」
「家のいろいろな場所でゴロゴロしたい。」
といった言葉が印象的でした。

南側は前面道路が広く開放的ですが、
3階建てアパートからの視線が少し気になりました。
西側は私道となっていてこちらも開放的です。
東と北は隣家が近接している状況です。
そこで建物を「コ」の字型にして中庭をつくることで、
周囲からの視線をコントロールしながら
緑や光や風が感じられる配置としました。

「コ」の字型の建物と小さな「ニワ」の組み合わせによって、
自然や、四季の変化を感じながら、
心置きなくくつろぐことができるお家になればと
「コニワハウス」という名前をつけました。


周囲からの視線を気にせず、 小さな庭越しに他の部屋の様子を感じながら、
本を読んで思索にふけったり、 ソファや縁側でごろごろしたり・・・。

 

この小さい庭の存在によって空間が豊かになり、
心が開放されるようなお家をイメージしました。

提案後の模型撮影タイム。

こんな表情で模型を楽しんでいただけて、
こちらが嬉しくなります!

今回土地探しから関わらせていただいたこともあり、
ヒアリングの後、とてもスムーズに考えがまとまっていきました。

これまであまり提案する機会がなかった中庭プラン。
私もわくわくしています。

 

八ヶ岳 北横岳に登りました。

2023.9.17
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八ヶ岳の北横岳に登りました。

北横岳の標高は2480mとまずまず高い山なのですが、
ロープウェイで一気に2237mまで登れるため、
実際に登る高低差は250m弱と気楽に高山の景色を楽しむことができる山です!

ここからスタートです。

まず「坪庭」と呼ばれる、溶岩の間に高山植物などの植物が点在する
散策路を通過していきます。

自然が創り出した庭園のようでした。

10分くらい歩くと、本格的な登りがはじまります。

登りはある程度急ですが、1時間も歩けば北横岳ヒュッテに着きます。

この日はお休みでした。

ここまでくればあとわずか・・・。

まず北横岳の南峰につきます。
標高2472m。
八ヶ岳、南アルプスが一望できます!
雲海が広がり、幻想的です。

もうしばらく歩くと北横岳の頂上、北峰に着きます。
標高2480m。

東京からは中央高速を使って、車で2時間30分程度かかりますが、
体力に自信のない方でも登りやすくて、絶景を楽しめる山でお勧めです!

帰りはお蕎麦を食べたいとお店を探しました。
1軒目は臨時休業、2軒目はお蕎麦が売り切れ、
3軒目、これが最後、ここには入れなければ昼ご飯抜き!
と向かったお店が、大当たり!

こんな素敵な蔵の横にあるお店。
その名も「傍」(katawara)


お蕎麦は白と黒の2種類を食べ比べできます。
こちらは白いお蕎麦。
つけだれも通常の醤油ベースのものと、トマトベース、ゴマダレが選べます。
そしてなんといっても、自家製野菜の天ぷらが美味しかったです!

このお店のストーリーがまた素敵です。
詳しくはこちらを!

 傍 Katawara 

山歩きが主か、美味しいものを食べるのが主か。
山歩きではいつも美味しいものを探してしまう、我々です。

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