MENU

ブログ 2022年一覧

4つの現場 ふたたび

2022.8.5
BLOG

現場の進捗紹介です。

まずはsanpoハウス

1階です。
東側に大きな窓があり、庭とつながります。
工事は壁の断熱(高性能グラスウール24k、厚み120㎜)床張りが進んでいます。

屋根の断熱はセルロースファイバー200㎜です。

駐輪スペース、玄関、南側の窓とL字型につながってくる
木製の庇です!

次にgu pa ハウス

玄関引き戸上の庇の板金工事が進められていました。
工事終了直後に雨になりぎりぎりセーフ。
「日頃の行いがいいから・・・」と職人さん(笑)。

2階の杉フローリング工事が進みます。

いちいち図面を広げるのが手間だから、と阿川棟梁の工夫で
図面を壁に張っていました。
「島田さんの仕事は手間がかかって大変だけど、作業していて楽しいです。」
と言ってもらえて、ほっとしました。

Sans couture ハウス

アパート4室の計画です。
仕上げ工事が進んでいます。

猫好きのオーナーさんが、「住人の方も猫が飼いやすいように」
と床は掃除のしやすいタイル調のシートです。


建て主さんとサンプルを見ながら、仕上げの色や質感の組み合わせを選んできましたが
とても良い雰囲気になってきたと感じました!

4つめはbunchハウスです。

壁は薩摩中霧島壁仕上げ、天井はアースウォールという珪藻土紙クロスです。
写真の右奥はペレットストーブの炎が楽しめるちょい籠り空間。

2階には個室が3つありますが、
それぞれ雰囲気が異なります。

外構工事ももうすぐ始まります!
建て主さんのご厚意で、9月17日(土)18日(日)に
相羽建設さんと共同で見学会を開催させていただく予定です。
詳しくは後日お知らせしたいと思います!

自分の道

2022.7.30
BLOG

明星大学建築学部で非常勤講師を務めるようになって3年目です。
今年の前期は1年生の「造形デザイン実習」と
2年生の「建築設計製図1」という授業を受け持ちました。

「造形デザイン実習」はデッサン、色彩構成、立体制作と
デザインの基本を手を動かしながら学ぶ授業です。
これまで専門的なデザイン教育を受けていない学生がほとんどですが、
毎週のように出てくる課題に、睡眠時間を削り取り組んでいるようです。
中には驚くほど素晴らしい作品もあり、感心させられます。

「建築設計製図1」は、学生が初めて自分で建築のプランを考える授業です。
前期の期間に3つの住宅課題に取り組みます。
住宅はまさに自分が日々取り組んでいるテーマですから、
実務的な視点で見すぎず、
学生が描いた「建築のアイデアのもと」がかたちにできるよう
アドバイスしています。

学生には実務を知らないが故の自由な発想があり、
大げさではなく、本当に刺激を受けます。

昨日「建築設計製図1」の今期の最終授業でした。
授業後に、優秀作品に選ばれた中の3人の学生が
自分たちの模型を囲みながら、他の先生たちと作品について
あれやこれやと話しているシーンが印象的でした。

こういう経験を通して、
何人かの学生は自分の道を見つけていくのだと思います。

カヅノキハウスでの暮らし

2022.7.20
BLOG

次男も大学に通うようになり、
家族4人で昼ご飯を食べる機会がめっきり減りました。

先日珍しく4人がそろったので、
わが家の定番ランチ?!バケットのオープンサンドを用意しました。

南東角の窓を開け放って卓袱台を配置。
デッキには簾をかけて夏仕様です!

レタス、トマト、玉ねぎ、アボガド、ハムと好きな具材を
それぞれがバケットにのせていただきます。
パン工房ティアラのバケットは本当においしいです。

話は変わりますが、
3年前から大学時代の知人から声をかけていただき
明星大学で非常勤講師をしています。
前期のみですが
1年生の造形の授業と2年生の設計の授業を受け持っています。
その中で「光」をテーマにした空間を立体でつくるという課題があります。
「光」について担当の6人の教員がそれぞれミニレクチャーを行うのですが、
私は谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」を紹介しました。

谷崎によると

「日本の座敷の美は陰翳の濃淡に依って生まれている」

そうです。

先日早朝階段をのぼっていると・・・

朝の淡い光が壁を伝って、アナベルの花を浮かび上がらせていました。

カヅノキハウスの「陰翳礼賛」かな(笑)と感じました。

ふとした時に光や陰の美しさがさりげなく感じられる
そんな家を設計していきたいです。

空に月ハウス 5年点検

2022.7.10
BLOG

空に月ハウス 5年点検でした。

点検のタイミングは工務店さんによってさまざますが
私もできるだけ同行するようにしています。

敷地は約22坪ですが、ワイルドグリーン高瀬さんが植えてくれた植栽達が
しっかりと育って、とても良い雰囲気になっています!

この家を建ててくれた、創建舎の上井戸棟梁が不具合がないか点検していきます。

空に月ハウスも5年経って、少しづつ味が出てきています!

3階のバルコニーの植栽は地植えではなく大きなプランターに植えられています。

たまに高瀬さんが様子を見に来るとのことですが、
柿には小さな実もなって、元気に成長しているとのことです。

空に月ハウスのEさんご夫妻は、
しまだ設計室の見学会にいつも参加いただいているので
お話をする機会はあるのですが、
久しぶりにお邪魔して、
すっかり成長したお子さんたちの姿も見ることができて、
時の流れを感じます・・・。

「5年間豊かな時を過ごすことができました!」といっていただけて
とても嬉しく感じました。

これからもお付き合いよろしくお願いします!

4つの現場

2022.7.9
BLOG

しまだ設計室では現在、設計した4つの建物が施工中です。

まずはsanpoハウス

外壁下地ボード、窓が設置されました。

1階の大型トリプルガラスサッシも設置されました!
施工は相羽建設 渡辺監督 山本棟梁 阿部大工です。

次にgu pa ハウスです。
外壁下地が設置されて、屋根のガルバリウム鋼板も葺かれました。

壁一面本棚が設置される書斎スペースです。
天井高を高くしています。
正方形の窓も少し高めに設置して、
落ち着きある空間をつくりたいと考えています。

施工は丸清 神戸監督 河内監督 阿川棟梁 小島大工

Sans couture ハウスはアパートです。

来週から外壁が設置される予定。

大きな窓のあるとてもシンプルなプランです。
住む人たちが自由にアレンジできると思います。

施工は丸清 神戸監督 河内監督 安井棟梁 八子棟梁

bunchハウスは足場が外れました。
外壁はダークブラウンのガルバリウム鋼板小波板です。
徳武棟梁が2階デッキを施工中。

内部はこれから仕上げ工事にうつります。

施工は相羽建設 橋詰監督 徳武棟梁

たくさんの監督や職人さんの手で現場が進んでいます。
暑い中本当に感謝しています!

カテゴリー