ちぐらハウスの現場です。
現在外構工事が進んでいます。
手がけるのはワイルドグリーンの高瀬さんです。

コンクリートや石、洗い出し仕上げなどを駆使して
擁壁や階段を作っていきます。

高瀬さんは植栽工事が専門の造園屋さんですが、
こういったハードな部分の工事も、曲面などを取り入れて
とても素敵に作ってくれます。

外壁の左官仕上げと木板、土間の洗い出し仕上げの組み合わせが
とてもいい感じに仕上がってきました。
特に外壁は、建て主さんの希望で
緑がかったグレーのきれいな壁になりました!

玄関を入るとFIX窓から光を取り入れた
飾り棚のある下足棚があります。

玄関ホールに小さな手洗いも設けています。

1階LDKに入ると、吹き抜けの高い壁が迎えてくれます。
薩摩中霧島壁に浮かぶ陰影がとても美しいです。
住まいは、便利で住みやすいことが大事ですが、
暮らしているなかで「美しい」と感じる場所があることも
大切だと考えています。

ベンチ収納棚に腰をかけると、デッキ越しに外が眺められます。
これから植栽工事が行われると、緑が楽しめるようになります。

ちぐらハウスには猫君も住むので、
猫君も安心して外の環境を楽しめるよう、デッキは木ルーバーで囲っています。
木ルーバーは外からの視線をカットする役割も果たしますね。

ソファスペースは籠り感を感じられるように、あえて天井を低くしています。
仕上げ材も木板張りで雰囲気を変えています。

nojimokuさんのスギ小幅板風羽目板という板を張っています。
nojimokuさんが建築家の小谷 和也さんと開発した板で
以前から面白い材料だと思っていました。

このスペースにはソファが置かれる予定なので、
猫階段と兼ねて、カップや本などをちょっと置けるように
窓の下枠を大きくしています。

吹き抜けを見上げると、2階の寝室や個室の開口が見えます。
2階にいても1階の気配が感じられます。

階段の下段は何気なく腰掛けたくなるように
片方の面を壁をなくしています。

キッチンに立つ親御さんと、階段に座るお子さんの
コミュニケーションの場になればと
建主さんから希望がありました。
相羽建設の遠藤さんのお家、ミズニワハウスにも
同じような関係性の階段がありますが、
お子さんが成長して行く過程で、階段とキッチンで
親子の会話があって思い出深いスペースとなりました、
と話されていました。

階段に腰かけると、このような眺めが見えます。

キッチンに立つとこんな感じ・・・。

2階の寝室です。
屋根は曲面形状になっていて、ぼんやりと光を受け止めて
柔らかい空間になっています。

1階とつながる吹き抜け空間には
猫君の居場所もあります!
2階の洗面脱衣室です。

ここも北側の光が開口部を通して
きれいに入ってくるよう、窓周りの納まりを工夫しています。
こんなちぐらハウスの見学会を、建て主さんのご厚意で
開催させていただきます。
場所は小金井市になります。
●今家づくりを検討されている方は
10月18日(土)になります。
以下の相羽建設さんの申し込みページよりお願いします。
ちぐらハウス完成見楽会|小金井市内 | イベント | 相羽建設
●建築関係者、建物に興味のある方は
10月19日(日)になります。
参加希望の方は島田までメールでご連絡下さい。
10時~16時の時間帯で希望時間もお伝え下さい。
島田メールアドレス
kazunoki@nifty.com
どうぞよろしくお願いします!