kotaハウスから うれしい写真のお便り
- 2020.8.7
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建物のこと、暮らしのこと、工事費や設計料のこと・・・。
家づくりで気になることについて、自宅兼事務所の
カヅノキハウス(小金井市前原町)でいろいろお話します。
各回1家族限定で対応いたします。
zoomなどweb打ち合わせも積極的に行っています。
お家で過ごす時間が長い今、
家づくりの計画に是非時間を有効にお使いください。
web打ち合わせが初めての方も気軽にご相談下さい。
〇各会一家族のみの予約制で無料です。
〇日程
8月9日 (日) 10時~ 14時~
8月22日(土) 14時~
8月23日 (日) 10時~ 14時~
8月29日 (土) 10時~ 14時~
8月30日 (日) 10時~ 14時~
ご希望の方はホームページの問い合わせフォーム、メール、
お電話などでお申し込み下さい。
mail : kazunoki@nifty.cm
tel : 090-9307-5748
※平日、お盆期間中をご希望の場合はお伝え下さい。
日程調整させていただきます。
新しい計画の紹介です。
Kさんご夫婦と家づくりの話をする中で、
実現したい夢、大切にしたいこととして挙げられた
「自然、書籍、絵画、音楽に囲まれた生活。」
ということばに、強い共感を抱きました。
ご夫婦ともに文系学問の研究者をしているKさん。
現在のご自宅を訪れたときに、
蔵書の多さに驚きました。
また別の場面で
「キッチン、ダイニング、ワークスペースが
ゆるやかに一体となって外部までつながるようなイメージ」
と書かれていたこともとても印象的でした。
二人のお子さんを含め、家族が皆で使うワークスペースは、
本箱と窓から眺められる緑で囲まれたスペースにして
このお家の「かなめ」になるよう考えました。
そこでお家に「森の本箱ハウス」という名前を付けました。
「家事・食事」「くつろぎ」の暮らしのスペースと
「勉強・研究」のためのワークスペースが、
ちょうど良い距離感で展開されていて、
緑や風、光を感じながら過ごすことができる お家を目指して、
プランを検討しました。
これからKさんご夫婦と、
計画をじっくり煮詰めていければと思います!
週末に三谷幸喜さんの演劇「大地」を観ました。
観たといっても劇場に足を運んだのではなく、
ライブ配信での観劇です。
学生の頃、演劇を見に行くのが好きで、
大学の演劇部の公演からはじまり、
下北沢や池袋、新宿の小さな劇場によく通いました。
キャラメルボックスや第三舞台、惑星ピスタチオなどの
有名な劇団の作品はもちろん面白かったですが、
雑誌「ぴあ」で見つけた有名でない劇団の作品をふらっと観に行くと
意外と面白いものもあり、そんな感じで楽しんでいました。
(まったく面白くないものもありましたが・・・。)
三谷幸喜さんは当時「東京サンシャインボーイズ」
という劇団をやっていて、まだそんなに無理をしなくても
チケットを買うことができた頃でした。
その後爆発的に人気が出て、
今ではなかなかチケットが手に入らない人気ぶりです。
チケットの価格もかなり高くなりましたし・・・。
今回このような状況のなかでの公演となり
「大地」がライブ配信される知り、
家族で観ることにしました。
三谷さんらしいたたみかける笑いあり、
しんみりさせるところあり、
カメラワークもしっかりしていて、
ライブ配信でも大満足でした!
大学生、高校生の息子たちも大笑いしていました。
「大地」のライブ配信はもう終わってしまいましたが、
観たい劇団、観たい俳優さんの公演がライブ配信で行われる場合は
是非お勧めです!
5月から非常勤講師として担当していた大学の授業が終了しました。
造形の基礎を建築学科の1年生約150人に、6人の先生で教える授業です。
通常であれば、制作途中のスケッチや模型を前に対面で指導するのですが、
今年は全てパソコン上のメッセージやZOOMでの指導となりました。
私は非常勤講師1年目なので、通常時の授業と比べることができないのですが、
パソコン上でのメッセージのやり取りや、動画、ZOOMを駆使しての授業は
教える方も例年より準備が大変だったようです。
しかし全11回の授業を終えて振り返ってみると、
悪い面ばかりではなく、良い面もたくさんありました。
いつもは制作した実物の作品を見ながら講評をするのですが、
今年に限っては学生が自分で作品を撮影して、その画像を提出するかたちになります。
作品の出来栄えプラス写真を撮影するときの配置、ライティング、背景の設定
などにも指導が及ぶので、「自分の作品をいかに魅力的に見せるか」という
重要なことを学ぶ機会にもなりました。
建築学科1年生の学生にとって、
自分の力で問題文を読み解き、スタディを重ねて
作品を作り上げていくのは本当に大変だったと思います。
そんな中でも多くの学生たちが、どんどん魅力的な作品を作り上げていて
力をつけていく様子は頼もしい限りでした。
どうか早くこのような状態が落ち着いて、
学生たちが学校に来て、
同級生や先輩、先生たちと喧々諤々語り合いながら
作品作りを楽しむことができると良いと思います。
「一人であの課題やるの大変だったよなー!」と
笑いあえる日が、早く来てほしいですね。