Cestaハウス現場
- 2017.4.14
- |BLOG
F
o
l
l
o
w
U
s
満開の桜も散り始めましたね。
今日は「ヘッジロウハウス」と「空に月ハウス」のはしごでした。
朝一でヘッジロウハウスへ。
アプローチ廻りの外構工事の確認です。
外構はだんの間ハウス建て主さんが素敵だと見つけてきた
ワイルドグリーンの高瀬さんにお願いしました。
高瀬さん、いい感じです!
榊住建の今川監督も
「すごいですね、かっこいいですね、よくなりましたね~。」
と喜んでいました。
午後からは空に月ハウスの現場へ
壁のセルロースファイバー(断熱材)も終わり
ボードが張られてきました。
そして今日注目したいのが・・・
これです。
創建舎の大工さん達が作業しやすいように、
仮のつくりで便利な造作を施しています。
机の上はこんな感じ。
私も大阪出身ですから、
「書斎か!」とつっこみたくなります。
下の収納は
手入れの行き届いた大工道具たちが
行儀よく出番をまっている?!
といったところでしょうか。
そして圧巻は・・・
この流し台。
もう言葉はいりませんね。
もちろん本業もすばらしいです。
昨年11月に徳田英和さんと共著でオーム社より出版した
「読んで楽しい家づくりの なるほどディテール」。
これまで設計監理を行う中で、
建て主さんとの会話や、
現場での監督や大工さん達からのアドバイス
先輩達の工夫を見聞きすることなどで
住宅設計のさまざまな工夫を学んできました。
この本では、それら学んできたことを背景に
徳田さんと私が実践してきたディテールを
スケッチや図面を交えながら紹介しています。
それぞれの実例を写真でもっと紹介したかったのですが
紙面の都合もあり、紹介できていない実例もたくさんありました。
そこでこのブログで、
本で取り上げた「なるほどディテール」の実例を
少しづつ紹介していきたいと思います。
まずは1章の1で書いた
「玄関ポーチの庇は手が届くほど低く」の実例です。
玄関ポーチは思い言って高さを低くすると
家の佇まいがぐっと良くなります。
また低い方が、雨や日差しもしっかりガードしてくれます。
この写真はネストハウスのアプローチです。
人が立っているとスケールがわかりやすいのですが、
木製引戸の高さが1,850㎜で
引き戸の部分のポーチ床から庇天井までの高さは1,925㎜です。
ちなみに庇の出は、壁から800㎜程度です。
こちらはBulatハウスのエントランスポーチ。
低い庇が角部分にぐるっとまわっています。
こちらも高さは1,950㎜ぐらいと、
男性なら手を上げると簡単に天井に手が届きます。
この低さが、帰って来た人、訪れる人を
包こむような、迎え入れるような感じを演出します。
最後はカエデハウス。
庇ではないですが、2階のバルコニーの軒裏を低く設定しています。
決してご主人が2m越えの大男・・・というわけではありません(笑)。
床から天井までの高さは1,920㎜です。
このヒューマンスケールがいい! と思いませんか?
桜が満開ですね。
週末は曇りがちで少し残念でしたが。
近所の武蔵野公園のくじら山周辺で開催された
はけのおいしい朝市に行きました。
美味しそうなホットドッグやサンドイッチにコーヒー
アクセサリーなどのお店も出店していました。
ちなみに野川沿いの桜はこんな感じ。
ヨシタ手工業デザイン室も出店されていました。
そして以前から欲しかった・・・
この器を買いました。
TRIP WAREという器で、一度作っていらなくなった陶磁器を細く細く粉砕して、
土に混ぜてリサイクルをしているそうです。
そして横のお皿が、
保存用の蓋にもなります!
すぐにラップに頼ってしまうのですが、
この蓋があればラップいらず。
大きさも大中小あって、これは中サイズですが
買い足してしまいそうです・・・。