水鉢にメダカ
- 2016.7.26
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蒸し暑い日が続きますが、
もうすぐ梅雨明けでしょうか。
新しい計画です。
建て主のFさんご家族の第一印象は、
とにかく明るく元気なイメージでした。
そしてご家族や友達と家に集まって、
ワイワイ、ガヤガヤと楽しくすごす時間を
大切にしていると感じました。
家については「あかるく風が通る空間」を
希望されていました。
今回の敷地は、南側に隣家が近接しているため、
どうやって「あかるく風が通る空間」を
確保するか、という点が最大の課題でした。
「cestaハウス」・・・です。
cesta(セスタ)はラテン系の
ポルトガル語、スペイン語で「かご」を意味します。
大きな「cesta」のようなテラスデッキを
2階の南側につくって
それが太陽や風や青空を受けとめて、
室内にも取り入れるという計画です。
テラスデッキは奥行きも深いので、
大好きなバーベキューもできますね。
リオでオリンピックが開催される年に、
ラテン系の明るさのFさんご家族には
運命的な(?!)計画かも・・・。
3人のお子さんは夢の中・・・。
ヘッジロウハウス現場です。
本日は防犯対策について。
1階の大きな引き違い窓については、
夜間や長期の留守の時に安心できるよう、
雨戸かシャッターを設置することをお勧めしています。
また雨戸やシャッターを設置しないような小さな窓についても、
開放できる部分の大きさが、人がくぐれるくらいに開く窓については、
何か防犯対策をしないと心配なものです。
小さな窓の防犯対策として、窓の外にアルミ製の既成面格子を
設置しているケースも見かけますが、格子が目障りで、見た目も残念ですね・・・。
防犯ガラスもいろいろなレベルの性能のものがありますが、
近所に買い物に行く程度なら、
窓を開けて換気したまま外出したい時もあります。
そこで小さな引き違いの窓には、丸鋼を溶接加工して、
すっきりとしたデザインの侵入防止柵を設置すると、
見た目も鬱陶しくならないで、防犯対策が可能です。
ヘッジロウハウスの窓です。
壁に固定している部分のプレートは仕上げで見えなくなるので、
縦と横の丸鋼だけが見える形になります。
中から見ると・・・
この様な感じです。
また異なる開き方の窓では、別の防犯対策を行っています。
滑り出し窓は外に向かって開くので、
窓の外に柵を設置するわけには行きません。
そこで室内側に木の角材にステンレスアングルを
埋め込んで補強したものを設置するようにしています。
逆光で見えにくいですが、
45㎜×45㎜の角材を窓の木枠に設置しています。
角材は室内側に設置しているので、
窓ガラスを破ってさらにバーを破壊するのは時間もかかるし
音も出るので、かなりの時間稼ぎになり、
防犯上有効だと考えています。
外から見ると・・・
ステンレスのアングルが角材に埋め込まれて設置されている
ことがわかります。
防犯対策はいろいろな方法がありますが、
それぞれの場所、窓の種類にあった防犯対策を選ぶことが大事ですね。
だんの間ハウス コンクリート打設でした。
通常住宅の基礎は、耐圧盤と呼ばれる床状に平らな部分と
立ち上がり部の2回にわけて打設します。
今回は通称「一発打ち」といわれる、耐圧盤と立ち上がりと
1回で打設する方法で行いました。
型枠を組むのも、打設当日も一発打ちは難しいのですが、
耐圧盤と立ち上がりと部の打継部がなくなり、
強度が強くなるというメリットがあります。
親方がしっかりと測って、
アンカーの位置を最終調整します。
休憩時間に親方といろいろ話していたのですが、
親方も最近自宅をつくったそうです。
しかもなんと囲炉裏のある家・・・。
コンクリートがいきわたったら、
コテで仕上げていきます。
この態勢、辛そうです・・・。