春休み 料理特訓!
- 2014.4.3
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気が付けばもう4月ですね。
お花見をしない間に、桜が散りそうです・・・。
エンガワハウス現場です。
今日は棟梁にとって手間のかかる仕事の一つ、
外部の木製建具の枠取り付けを行っていました。
細かいおさまりは図面に描ききれていない部分もあり、
阿部棟梁とあれやこれや検討します。
ガラス戸、網戸、雨戸がそれぞれ1枚づつ入ります。
左上の箱はロールスクリーンボックス。
ロールスクリーンを上げている時は、
この箱の中に姿が隠れます。
そうこうしているうちに、
なにやら大きなものが運ばれてきました。
これはなんでしょうか?
正解はダイニングに設置される、
木製建具の鴨居です。
ガラス戸、網戸、雨戸が2枚づつです。
それにしても、これを設置するのは大変そうです。
(図面を描いておいてなんですが・・・。)
お昼は建て主さんに五目チャーハンの出前をとっていただき
棟梁と今川監督と私の3人でいただきました。
今日は暖かかったので、現場でいただくお昼は最高でした!
ご馳走様でした。
暖かい日が続きますね。
最近ジェイボードなる、
スケートボードの進化版、もしくは簡易版に夢中な次男。
学校から帰ってくると、
「ただいまー、・・・いってきマース・・・」
とボード片手に飛び出して行く日々。
そう「つくし」です。
早速、醤油とみりんで炒めて食べました。
つくしって、ちょっと苦いですが、
「おいしい!」と食べていました。
自分で採ってくるとそんなものかもしれませんね。
私も子どものころ、
千里ニュータウンの千里中央公園(って知らない人がほとんどでしょうが。)
でつくしをいっぱい採ってきて、
母親に料理してもらったことを思い出しました・・・。
記憶に残る味ですね。
私はもともとランドスケープ(造園)事務所で働いていました。
だからかもしれませんが、住宅地を歩いていて、
私の背丈よりも高くブロック塀が積まれていたり、
逆にリビングの窓が道路からすぐの距離にあって、
昼でもカーテンが閉めっぱなしになっている家の光景を見ると、
少し残念な気持ちになります。
私がいいな、と思う住宅地は、
暮らしている家族の気配が程よく感じられて、
逆に家の中からも、まちなみとの連続感が感じられるところです。
家全体をつくり変えなくても、
「いえ」と「まち」の間の空間に手を加えることで、
お互いの関係は見違えるほどよくなると思います。
ガーデンリフォームといっても、
ただ庭や塀を、きれいに作り直すことではありません。
道路から玄関までのアプローチ動線を見直したり、
リビングの掃出し窓から出られる、屋根付きのアウトドアデッキを
設けることで、家の中の空間が一気に外部とつながり、
広がりを見せます。
庭に手を入れるだけであれば造園業者に依頼すれば良いのですが、
もう一歩踏み込んだ、家の中との関係もしっかりと考えた提案は
建築家であればこそできると考えています。