ミズニワハウス型枠確認
- 2013.4.4
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冷たい雨が続きますね。
こんな日には仕事を休んで、家でゆっくり本でも読みたいものです。
(無理ですね・・・。)
今日はおすすめの本を紹介します。
「パン屋の手紙」 中村好文著
まず表紙にそそられませんか(?!)
北海道のあるパン屋さんから
設計依頼の手紙が届くところからこの話ははじまります。
中村さんとクライアントのパン屋さんが手紙やメール、
時には打ち合わせで対話を重ねながら、
お互いを理解し、計画が固まっていく過程が描かれています。
時にはちょっとした気持ちの行き違いもありながら、
パンを焼く作業場とお店が出来上がっていきます。
先日、落語家の5代目柳家小さん師匠のドキュメンタリーが
テレビでありました。
落語好きの私はビデオを録画してみました。
その中で小さん師匠が、
「噺(はなし)には落語家の人柄が全部出る。
いやしい奴のはなしは、いやしい噺、
素直な奴のはなしは、素直な噺・・・」
というようなことを語っていました。
われわれ設計者の間でも、
「建物には設計者らしさにじみが出る」といいます。
でもこの「パン屋の手紙」を読んでいると
「設計者とクライアントの対話が、建物ににじみ出て現れている!」
と感じました。
そして設計者にとっては、
そんなクライアントとの対話の時間が宝物になっていくんだと思います。
まだまだ肌寒いですね。
そのかわり桜が長持ちしているような気もします。
今日は午前中にOZA METALSTUDIOさんへ打ち合わせへ。
ミズニワハウスのあるところに、
スチールを使おうかと遠藤さんと企んで(?!)います。
アトリエは、ある企業の元倉庫。
鉄のほかにも家具などの作家さんたちに貸し出しているそうです。
20人ぐらいの作家さんたちが活動しているとのこと。
こちらが入口。
雰囲気あります・・・。
こちらがアトリエの中です。
ここで様々な鉄の作品が作り出されているのでしょう。
今日は見積もりをお願いした段階で
まだ実現できるかどうかはわかりませんが、
今後また詳細をお伝えしていきたいと思います!