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2018年
Concaveハウス
ご夫婦それぞれ趣味が豊かで、やりたいことをたくんさんもっていることが印象的でした。
それぞれの個室が、吹き抜け空間やテラスデッキを囲むようなプランにすることで、
ちょうどいい距離感がうまれて、居心地が良くなると考えました。
そのような考えを巡らせる中で凹型(concave)の平面プランにたどり着きました。
concave(凹)のくぼんだ部分に屋外のくつろぎスペースを設けています。
周囲の視線をある程度遮るので、少しプライベート感のある半屋外スペースになりました。
子供も巣立ち、夫婦二人の生活になったことから、
お互いの趣味を楽しみながら暖かく過ごせる家に住み替えることにしました。
木のぬくもりとOMソーラを取り入れた建設会社を決め、設計の段階で、
島田さんの今まで設計された事例をブログで見て、とても気に入り、お願いすることにしました。
何度か打ち合わせていただいた後、提案いただいたのは、
吹き抜けのあるリビングを中心として趣味の空間と居室が有機的につながる設計で、
とても気に入りました。
その後、大きな変更はありませんでしたが、
島田さんのご自宅で打ち合わせさせていただいた際に見た、大きなオリジナルのソファーや、
ペレットストーブなども取り入れさせていただきました。
一般的な設計と異なり、2階ホール部天井の曲面や、斜めの壁面といった飽きのこない面白みと、
作り付けの家具の扱いやすさなど、多くのアイデアがあふれた住み心地の良い家ができました。
もうすぐ住んで1年半になろうとしていますが、快適でこころも豊かに熟年生活を楽しんでおります。