包まれ感のある居場所が家の中に点在しながらも、それぞれがつながっているような、
そんな住空間がよいと考え「bunchハウス」と名前を付けました。
「bunch」は英語で「房」を意味します。
ぶどうのような果実が房になって実るように、心地よい居場所がつながっているお家になればと考えました。

1階にLDKと水回り、2階に家族の個室と洗濯干しスペースを配置しています。
1階はダイニングテーブルを中心に二つのリビング、キッチンがある構成です。
家族同士がちょうど良い距離感で過ごせればと考えました。
庭に向けた大きな窓は、建物に対して角度を振っています。
またダイニング上部に吹き抜けを設けることで、室内空間に変化を作り出しています。

2階は家族それぞれの個室を配置していますが、吹き抜けが柔らかく1階と2階をつないでいます。
2階南側のテラスデッキに面したホール部分は室内干しスペースとしています。
天候や家族のスケジュールに応じて、洗濯物を外に干したり、中に干したりできます。

小屋裏収納にエアコンが1台あり、夏場は3室の個室にファンで冷気を供給する仕組みになっています。
冬場は1階のペレットストーブの暖気が吹き抜けを通じて、家全体を暖めます。