建て主さんご家族にお話を伺う中で、
「窓から空や月がみられたら本当にうれしいです。」
という言葉が印象的でした。
夕焼けがきれいな時、ぬけるような青空が気持ちいいとき、きれいに輝く月を見つけた時・・・。

建て込んだ敷地の中でも、日常生活のいろいろな場面で空や月、風や緑などが感じられ、
楽しめるようなそんな工夫を盛り込んだお家になればと考え
家の名前を「空に月ハウス」にしました。

1階にご夫婦の寝室、2階にお子さんの部屋と水回りを配置して、
3階に家族が過ごすLDKのスペースとワークスペースを確保しました。
ダイニングは屋根形状に合わせて天井を高くしています。
リビングからつながるバルコニーにはプランターの植栽を施して、
3階にいながら緑が感じられる空間を実現しています。
家族が3階のLDKスペースで過ごす時間が長くなるよう、空間の大きさにメリハリをつけたり、
空や緑など外部の自然が感じられるようにして、魅力的な空間になるよう工夫しました。