
F
o
l
l
o
w
U
s
2025年 竣工予定
ちぐらハウス
ご夫婦にお話を伺う中で、
・家族がそれぞれ心地よい居場所、
お気に入りのスペースが見つけられる。
・日当たりが良く、少し開放的なリビングが欲しい。
・猫が一生家の中でも飽きない家。
という言葉が印象的でした。
また猫と一緒に外が感じられる暮らしを望まれていたり
将棋や読書、陶芸、コーヒー、お菓子作りなど
家での趣味をたくさんお持ちであることも
検討のポイントになると感じました。
敷地は南西側に視線の抜けが感じられるため
建物の南西側にテラスデッキを設け、
庭の緑や屋外の心地よさを感じられる場としました。
またテラスデッキの北側に吹き抜けを設けることで
このお家の要となるよう考えました。
開放感を感じながらも、時には籠り感のある場所で過ごしたり、
周囲からの視線や、猫君たちの脱走の心配を気にしないで
庭の緑や外の空気が楽しめるいえになればと考え
「ちぐらハウス」と名前をつけました。
「ちぐら」はもともと、藁で編んだ赤ん坊用のゆりかごのことです。
猫用の「猫ちぐら」も親しまれていますが、
包まれるような安心感が魅力なのだと思います。
開放感を感じながらも、守られているような
心地よさを感じられるお家になればと考えました。