F
o
l
l
o
w
U
s
2015年
柿ノ木ノ下
柿ノ木ノ下は築約80年の古民家を、ワークスペース+ギャラリーに改修しました。
時を重ねてきた建物が、まちの財産となるような、そんな改修ができればと考えました。
築80年の古民家は月日の流れの中で、その時々にこの家に住んでいた人達によって、
住みやすいように、いろいろと手が加えられてきたようでした。
そしてふと周囲を見ると、絵本の「ちいさいおうち」のように、
周辺は開発が進み高層マンションに囲まれています。
建主さんはここを手に入れて、事務所兼ギャラリーとして活用することにしました。
改修にあたっては、まずまちに開かれたつくりにすることを考えました。
既存のブロック塀は取り去り、代わりに縁側と格子戸を建物と通りの間に設けました。
玄関の引き戸もアルミ製から、木製の古建具に代えました。
内外仕上げも、建設当時の状態を推測して(あくまで推測ですが・・・。)
シンプルなかたちに戻しました。
一部の塗装と縁側は、建て主さん参加型で施工を行いました。