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プレゼンテーション

2020.12.28
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新しいお家の計画を紹介します。

今回の建て主のAさんご家族にお話を伺う中で
「在宅時間が長くなっても、それぞれの居心地が良い家」
「視線を気にせず窓を開けたい」
「シンプルでメンテナンスしやすい家」
ということばが印象的でした。

敷地は南と西に道路がある角地です。
道路からの視線を気にせず、
窓やカーテンを開けて、
外の緑や空を感じながら暮らすことができるよう考えました。

建物と通りの間の中間領域に、
木ルーバー塀、植栽、腰壁、軒下デッキ、ガラリ戸
などを設けて通りからの視線を調整します。
通りと家の関係は完全にシャットアウトするのではなく、
内と外が柔らかくつながっていくようなイメージです。

家と通りを、ちょうどいいさじ加減で柔らかくつなげるために、
「重ね着」をするように様々な要素を設えることをイメージして、
「レイヤードハウス」と名前を付けました。

2020年最終のプレゼンテーションでしたが、
Aさんご家族に「素敵ですね!」と気に入っていただけました。
私も計画を練っていて、シンプルに上品にまとまったと感じていたので
とても嬉しかったです。

年明けにも1つ計画提案があるため、
じっくり取り組みたいと思います。

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